メルマガやSNS、ページ作成のライティングを考えた時に、1番大事なのは文書の整合性です。
これが以外に難しく、結構見落とされてしまう部分です。
整合性のない文章は、相手(読み手)が自分(書き手)の意図を100%理解できないで終わってしまいます。
それってすごくもったいないことだと思いませんか?
整合性のない文章・ライティングによって下記のデメリットが生じてきます。
- 内容が理解できずに離脱される
- 意図したアクションをしてくれない
- 検索エンジンから見離される
そもそも書き手の文章が、わけのわからない文章で書いているから仕方ありません。
自分が駄目なのにわかってくれ!とは言えませんよね。
今回はWebページ・SNS・メルマガのライティング文章において、一番大切な整合性についてお伝えしていきます。
整合性とは、どんな意味なのだろうか?
そもそも整合性ってどんな意味があるのでしょうか?
「君の話には整合性が無いね」と上司に言われたことは無いでしょうか。ちなみに私はあります(泣)
整合性の意味 整合性(せいごうせい)は「論理に矛盾が無く一貫していること」という意味の言葉です。 … 「整合性」をわかりやすく言えば「つじつまが合っていること」という意味ですね。 つじつまが合っている場合は「整合性がある」、つじつまが合っていない場合は「整合性がない」と表現します。
参考サイト:整合性の意味とは? | 意味解説ブログ
整合性というのがなんとなく見えてきましたでしょうか。整合性があるということは下記の3つのような意味合いがあります。
- 矛盾がない
- 一貫している
- つじつまが合うこと
逆に整合性がない場合は、上記の逆のことが言えます。
- 矛盾している
- 一貫していない
- つじつまが合わない
Webライティングなどの文章だけでなく、プレゼンや企画などの相手ありきで何かを伝えていく場合には、整合性のある・なしは重要です。
なぜ整合性が重要なのか?
短い文章(SNSやメルマガ)は問題のない場合が多いです。文章が長くなったり、記事が集まったサイト全体の話になってくるほど問題が出てきます。
整合性を考慮せずに、全体として整合性があるものが仕上げられるのであれば問題はありません。
Web担当としては、ルーチンワークから突発的な施策まで、日々の業務において様々な案件をこなしています。その中で整合性を考えるのは難易度も上がってきます。
文章に整合性が必要な3つの理由
整合性が必要な理由を3つにまとめてみましたw
相手に伝わらない
ターゲットである読み手にせっかく読んでもらえているのに、伝わらないのでは話になりません。
書き手の意図した内容で読み手に行動してもらうのが目的なのに、これでは書き手の文章が意味の無いものになってしまいます。
相手に伝わらなければ、書き手がやっている行為には意味がありません。
自分で気がついていない
自分で気がつかないのは、記事全体としてコントロール(把握・掌握)ができていないということになります。
記事がコントロールできないのに、サイト全体を考慮できるわけがありません。
Web担当としては細部を理解しながら、全体を見て把握していきたいものです。
必要最低限のマナーだから
せっかく読んでいただいている相手(読み手)に対しても失礼にあたると考えています。
意図していたら別ですが、知らない・わからないというのは読み手へのマナー違反です。
それだけ重要だと認識しながら、読み返し推敲していきたいですね。
3つの理由を見ていると、整合性がない文章や記事においてのメリットは皆無です。
気にして文章作成をしているかで、整合性の有り無しは変わってきますので、整合性を意識したライティングを心がけていきましょう。
整合性のない文章とは?
それでは整合性のない文章とはどのようなものがあるでしょうか?具体例をあげていきます。
整合性のない文章の例
表現においてどう言うか?が大事なのではなく、何を言うか?が大事です。
何を言うか?という部分がブレることによって、整合性がない文章や記事、サイトが出来上がってしまいます。
記事のタイトルと本文で整合性がない
たとえば「初心者でもかんたんに使えるおすすめパソコン10選!」というタイトルの記事だったとしましょう。
パソコンを触ったことがない方が、初心者でも使えるパソコンを探して、このタイトルの記事を読んだと思ってください。
ところが!です。その記事には専門用語がたくさん出てきて、しかも上級者向けのパソコンや関係のないパソコンショップの紹介がたくさん掲載されていたら・・・
たしかに整合性がないので僕なら離脱しますね・・・
タイトルと記事内容が一致しないのは、最初の目的を忘れがちだったりします。ゴールを明確にしてライティングしていきましょう。
記事の本文に整合性がない
たとえば「上司からパワハラを受けた時の対応方法」という趣旨の記事を想像してみてください。
その記事において、ハラスメントは反対という主張で進めていたとしましょう。
ところが最後の結論として、ハラスメントについて中立的な意見になっていたらどうでしょうか?
読んでいた人が「なんでやねん!」とツッコミをいれてしまうような記事は、つじつまが合わないことになります。
表現・表記の整合性がない
統一性がないとも言えます。たとえば、あるところでは「お申込み」で、別の場所では「お申し込み」や「お申込」だったりとブレブレに混在している。
また「致します」だったり「いたします」だったり、、、
表現・表記のルールになりますが、文体として統一していきましょう。
リンク元とそのリンク先に整合性がない
たんなる誤植の場合
たとえば文章リンクで「Google検索はこちら」としてあるのに「Yahoo!検索」に遷移してしまうようなことです。
ここまでいくと意図的ですが、ECサイトなどの場合は商品を間違えてしまうなど、あるあるな感じですよね。
悪意を持ってリンク先を変えている場合
故意に表示しているものと違うサイトやページ(アフィリエイトリンクやアダルトページ)にクリックさせるような、不正クリックはやめましょう。。。って言わなくても当たり前ですよね。
まとめ:整合性を考慮すべきライティング4つのポイント
さきほどの整合性のない文章例を注意すれば、逆に整合性のあるWebライティングになります。
- 記事のタイトルと本文内容が合っているか?
- 記事の本文は伝えたいことが一貫しているか?
- 表現や表記が統一されている(バラバラでない)か?
- リンクのテキストと遷移先のURLが間違っていないか?
以上です!
あらためて考えると当たり前なのですが、以外にできないWebライティングで注意するべき整合性のポイントでした。
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