Webマーケターあるあるなお話です。Webでの業務において「目的と手段を履き違えてる」と指摘されることはありませんか?
売上や集客のためにやっていた施策や日々の更新が、いつのまにか作業的なものになってしまい上司やクライアントから注意を受ける、、、ということです。
これはWeb担当としても、ぜひとも注意したい!
Webサイトの運営などに関わっている人は、自分がそのような状況になっていないか振り返りが必要です。いまやっている業務は何のためなのか?という目的を再認識するのが今回のゴールとなります。
かくいうわたしも履き違えがち&仕事の目的を見失いがちですw 皆さんも気をつけていきましょう!
Webマーケティングの目的と手段の履き違えとは?
そもそもWebマーケティングをする目的とは何でしょうか?目的がわかれば、手段もわかり違いが明確になります。
Webマーケティングの「目的」とは?
Webマーケティングとは「売るための仕組みづくり」ですから、例えば調査や分析したり、集客することでしょうか。
それは目的ではなく手段じゃ。いわゆる戦術じゃよ。なにゆえ分析や集客をするのか考えてみるのじゃ。
た、確かに、、、なぜ分析や集客をするのかといえば、、、商品やサービスを買っていただくためだから、売上や利益のためですか。
こまおの発言は「手段」を「目的」と勘違いしていた例ですね。
実例:Webマーケターあるあるな誤解
- Webでの調査やサイト分析をする
- Web広告やサイト集客をする
- メルマガ配信やSNS投稿をする
たしかにこれらは手段であって目的ではありません。メルマガやSNS・広告や調査・分析のためにWebマーケティングをしているわけではありませんよね。
それではWebマーケティングは何のために、何の目的のために施策をするのでしょうか。いったいWebマーケティングの目的とは何なのでしょうか。
Webマーケティングの目的とは何か?
Webマーケティングは何のためにやるかというと、Webサイトで会社(個人もあり)の商品やサービスが売れるようにすることが目的です。今回は会社にフォーカスしてWebマーケティングの目的を考えてみます。
Google検索で「会社」という言葉の意味を調べてみました。
かいしゃ【会社】
商行為その他の営利行為を業とする目的で設立した社団法人。株式会社・合資会社・合名会社などがある。
会社は利益を出さなければ存続ができません。その会社の利益はどこから来るのでしょうか。顧客が商品やサービスを購入することで利益が生み出されます。
そう考えると顧客と会社の関係性が見えてきます。顧客は会社の商品やサービスに価値を見出します。その顧客の価値が会社の商品やサービスを上回れば、顧客は会社の商品やサービスを選び、契約・購入に至るのです。
もちろん顧客の感じた価値が低ければ商品の購入には至りません。
顧客と会社の関係は、お互いの価値交換ということになります。つまりWebマーケティングの目的は顧客との価値交換という結論になります。
顧客あっての会社、会社あってのWebマーケティング
これは前に紹介した西さんの著書「あたらしいWebマーケティングの教科書」を参照しています。
Webにおける顧客と企業の「価値交換」には何があるでしょうか。
商品やサービスの購入
いわゆる物々交換的な価値交換です。会社は商品・サービスを提供し、顧客はお金を提供し交換する。
資料請求や申し込みの受付
価値は会社やその顧客により異なります。顧客からの資料請求(個人情報の提供など)をゴール(交換する価値)としている会社もあります。
メルマガ登録による顧客リストの収集
メールアドレスや会員登録など顧客リストを増やすのがゴールという場合もあります。
どうでしたでしょうか。会社側の価値は商品・サービスだけではなく、資料請求や顧客リストなどの場合もあるのです。
一方的なコミュニケーションではなく「顧客と企業がそれぞれの価値を交換するのがWebマーケティングである」というのは、まさにその通りだと思います。
まとめ
目的と手段を履き違えないようにしよう
業務が作業になってしまうと、目的だったものが、いつのまにか手段になっていたというのはよくある話です。
目的を履き違えないためには「自社にとっての価値」と「顧客にとっての価値」が何かというのを一度明確にしておきましょう。
最後に
今回は初心者WebマーケターがおちいりやすいWebマーケターのよくある誤解とWebマーケティングの目的についてをお伝えしてきました。
よかった、勉強になった、面白かったという人は離脱してよしっww ありがとうございました!