SEOはWebマーケティングにおいて大きなカテゴリーで、非常に重要な分野です。
まずは基礎知識を学びながら、全体感を把握していきましょう。少しづつでもいいので、しっかりと理解して進めることが大事です。
SEOとは何か?
「SEO」とはWebやインターネットの世界では、いまや日常的に使われている言葉です。概要を理解すればさほど難しくはありません。
そもそもSEOってどういう意味?
Webの世界って英語や略語、カタカナなどの専門用語が多すぎっ!。。。用語を知らないと会話が成り立たないし、言葉の説明を聞いても全然わからなかったりします(泣)
その中でも、とくにわかりづらかったのがこの「SEO」です。にも関わらず、すっごく重要だったりするので、Webマーケターは本当に大変です。今回は「SEO」という言葉の意味・内容から理解していきましょう。
SEOとは検索エンジンへの最適化のこと
実際の現場にて「SEO」のことを教えてもらいましたが、最初は何のことなのか?さっぱり、わかりませんでした(汗)
「SEO」は英語の略語・略称で、以下の3つの言葉の頭文字をあわせたものです。
- S:Search
- E:Engine
- O:Optimization
ということでSEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をもじった英語だったのです。
日本語としては「検索エンジン最適化」という意味になります。
検索エンジン最適化とは何か?
それでは「検索エンジン最適化」というのはどういう意味なのでしょうか。それぞれの単語に分けて説明していきます。
検索エンジンとは?
まずは「検索エンジン」から説明していきます。
検索エンジンとはWebサービスのこと
「検索エンジン」というとわかりづらいかもしれませんが、実はインターネットの検索サービス・プログラムのことです。
「Google」とか「Yahoo!」「Bing」という検索エンジンが有名です。名前を聞けば「あぁ 知ってる!」とわかる方は多いのではないでしょうか。
- Yahoo!
- Bing
GoogleとYahoo!はWebマーケターにおいては、かなり使われている検索エンジンです。BingはMicrosoftが提供している検索エンジンですが、こちらも知っておきましょう。
日本国内の検索エンジンシェア:2016年8月時点
以下の2つの表は、日本国内で利用されてる検索エンジンのスマートフォンでの利用率(シェア率)のランキング推移比較です。
順位(ランキング) | 検索エンジン | シェア(%) |
1 | 69.07 | |
2 | Yahoo | 29.84 |
3 | Baidu | 0.68 |
4 | Bing | 0.19 |
5 | Naver | 0.15 |
参考:SEOラボ
スマートフォンでの検索エンジンのシェア率は、GoogleとYahooがダントツですね。
Yahoo!の検索エンジンはGoogleと同じ!?
結構ご存知の方も多いかと思いますが、実は、Yahoo!というのは検索エンジンの話になった場合、Googleと同じく扱われてしまいます。
なぜ同じく扱われてしまうかというと、Yahoo!の検索エンジンはGoogleの検索エンジンの技術を利用しているからなのです。
Yahoo!はGoogleの検索エンジン技術を利用しているので、ほぼGoogleと同じとみなしています。詳細は下記のGoogle記事をご覧ください。
なので先程の表でシェア率としてGoogleとYahoo!で合わせて100%近い数字になっていましたが、GoogleとYahoo!で合わせて見られてしまうんですね。
検索エンジン最適化の「最適化」とは?
検索エンジンがわかったところで、次は「最適化」です。検索エンジンの「最適化」というのは、どういう意味でしょうか?
Webサイトを検索エンジンが理解できるようにすること
検索エンジン最適化というのは(言葉通りですが)Webサイトを検索エンジンが理解しやすい最適な状態にするということです。
検索エンジンはその名の通り(エンジン)というくらいで、実態はプログラムで機械的に動いています(表現的に間違っていたらすみません)。
検索エンジンのプログラムがこの世にゴマンとあるWebサイトを、検索エンジン独自の基準やルールで判別し、その検索結果を表示しています。
検索エンジンに理解できないWebサイトや、検索エンジンのルールから外れているWebサイトは、検索結果において上位表示されることはないでしょう。
SEOは検索エンジンありき
SEOとは検索エンジンありきの考え方や技術です。検索エンジンの世界で戦う(上位表示を目指す)には、当然検索エンジンのルールに従わなければいけません。
逆にその基準やルールに従えば上位表示される可能性があるということです。もちろん絶対ではありませんが(汗)
Googleという検索エンジンの最適化<SEO>ルール
たとばGoogleはSEOガイドがあります。下記のGoogleの検索エンジンスタートアップガイドは有名なSEO対策のPDFデータです。Webマーケターなら一度は目を通しておきましょう。
このガイドを理解してWebサイトに反映ができれば、上位表示は間違いないと言っても過言ではありません。検索エンジンの神様が言っていることですからww
わかりやすく事例をあげながら、Webサイトのパフォーマンス向上に外せない基本的なSEOポイントを解説してくれています。
あくまで基本ですが、これがGoogleという検索エンジンの世界で上位表示するためのルールとなっています。
なぜSEO【検索エンジン最適化】をするのか?
なぜWebサイトではSEOが重要視されるのでしょうか?検索エンジンで上位表示されることに何の意味があるか?それほどまでにSEO対策を考慮する理由をお伝えしていきます。
検索結果で上位表示されればクリック率があがる
検索結果においては、上位表示されるほどクリック率(サイトに遷移してもらえる)があがる傾向があります。
下記の表はGoogleの検索結果における表示順位とクリック率です。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 31.24% |
2位 | 14.04% |
3位 | 9.85% |
4位 | 6.97% |
5位 | 5.50% |
6位~10位 | 3.73% |
参考:Web担当フォーラム
検索エンジンを使うとわかりますが、検索結果の最初のページで上位にあるのをクリックしていませんか?経験からしても2ページ目以降の検索結果を確認することは、あまりありません。
クリック率があがると集客が増える
クリック率があがるということは、それだけWebサイトへの流入が増えるということになります。流入が増えるということは集客が増えるということです。Webマーケティングとしては集客が増えることが何よりですよね。
だからSEOにおいては、そのキーワードの検索結果における、検索順位が重要視されるのです。
まとめ:SEOであなたのサイトやブログを検索上位に
SEOという言葉の意味がわかりましたでしょうか。もちろん細かい部分は山ほどありますが、今回は言葉の意味が中心となっています。
検索エンジン最適化<SEO>というのは、検索エンジン<Search Engine>のルールに従ってWebサイトを最適な状態にする<Optimization>という意味でしたね。
- SEOとは【検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)】のこと
- Googleなどの検索エンジンのルールに従って、Webサイトを最適な状態にすること
- 検索結果において上位表示させて集客を増やすこと
今回はWebマーケターに必須の知識「SEO」をSEOとは何か?Webマーケターが知っておくべき検索エンジン最適化の基礎知識と題してお伝えしてきました。
よかった、勉強になった、面白かったという人は離脱してよしっww ありがとうございました!