いつも流行には乗り遅れ、後から参入して失敗するタイプのこまおです!
最近やたらと「5G」という言葉を耳にしませんか?5G ってなんやねん!
そう思われている方もまだまだ多いのでは?などと楽観的に考えておりますw
5Gという言葉に出会うたびに検索して調べては見るものの、見る記事・読む記事いまいちピンとこないため、釈然とせず理解ができていませんでした。
そんな中、日本の5G電波の携帯4社への割り当てがニュースになっていました。
5G電波、きょう携帯4社に割り当てへ https://t.co/V7eNoY1snH
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2019年4月9日
いまさらですが5Gって何?という自分自身のために、5Gという波に乗り遅れないために記事を書きます!
5Gとは一体なんなのか?
そもそも5Gとは何でしょうか?ググって調べてみました。
第5世代(5th Generation)無線移動通信技術の略称。2020年の商用化を目指し、世界各国でシステムの標準化と技術開発が進められている。
通信速度は現行方式の4GやLTEより速い10Gbps以上で、1000倍もの大容量データの送受信が可能となる。あらゆる物をインターネットに接続させるIoT(モノのインターネット)の普及において不可欠な技術とされている。
参考サイト:コトバンク
5Gとは第5世代(5th Generation)無線移動通信技術の略称だったんですね。つまり・・・
5Gは現状よりも100倍速く1000倍大容量な新しい通信技術のこと
ということで、これが一つの大きいスペック的なキーワードですね。
5Gの通信速度は10Gbps以上!現行(4GやLTE)より100倍スピードが速くなる
現状の通信技術は「4G」や「LTE」と呼ばれていて、50Mbpsから最速でも1Gbpsでした。
それよりも100倍速いと言われている5Gは、10〜20Gbps以上の通信速度。そりゃー速いわ!
通信速度 | |
---|---|
4G・LTE | 50Mbps 〜 1Gbps |
5G | 10Gbps 〜 20Gbps |
キロ(K)やメガ(M)、ギガ(G)などの単位は1,000づつ上がっていきます。なので1,000Mbps = 1Gbpsということになります。
あれっ!100倍だと100Gbpsじゃないの?
100倍速いと言われてる5G。4GやLTEが最大の1Gbpsだとしたら(1Gbpsは1,000Mbpsなので)単純に100Gbpsになるんじゃないの?と思っちゃいました。
仮に4GやLTEが100Mbpsだとしたら10Gbpsなので100倍になるか・・・要はとんでもなく速くなる!ということだと思って納得します。
5Gってどんだけ速いの?4Gとのアプリダウンロード時間比較
どれくらい5Gが速いか?4Gとスピード比較した結果がテレビで放送されていまいした。
4Gと5Gの通信環境で接続されているスマートフォンが1台づつ。それぞれで指定のアプリ(1個)をダウンロードして、開始からダウンロード完了までのタイムを計測します。
4Gの場合 | 5Gの場合 | |
---|---|---|
DL時間 | 13秒 | 4秒 |
4秒って〜〜〜 5Gはやっ!というか、4Gが13秒って遅すぎない?
ニュース番組で上記のような比較テレビを流していました。あまりにも13秒が遅すぎて、4秒ってたしかに比較すると速かったけど、言うほど速くない印象でした。
韓国ではいちはやく5Gが導入されている!?
上記の実験をしたのは日本でなく韓国でした。世界にさきがけて韓国だけ導入されているの?ずるいよ〜。だから実験できたんですね。
5Gを知るために現状の4GやLTEという通信規格を知っておこう!
iPhoneなどスマートフォンの画面の左上にも表示があるし、今までなんとなく目や耳にはしている「4G」や「LTE」。どういう意味?と聞かれると答えられません。
今度は4GやLTEを調べてみました。
ほんとうに知らない言葉が増えてきて嫌になります。新しい言葉を調べていくと、その説明に使われている知らない言葉を調べないとならなくなる繰り返し。
まさに知らない専門用語の泥沼ジレンマ(泣)!
これってIT業界やWeb・ネットでは、かなりあるあるですよね?気を取り直して先に進めましょう。
4Gとは?
第4世代移動通信システム(だいよんせだいいどうつうしんシステム)とは、国際電気通信連合 (ITU) が定めるIMT-Advanced規格に準拠する無線通信システムのこと[1]。英語: 4th Generation, 「4G」と略記される。
参考サイト:ウィキペディア
次世代が5Gですし、現状の通信技術は「4G」なんですね。それじゃLTEって何でしょうか。
LTEとは、3Gを「長期的に進化」(Long Term Evolution)させたもので、将来的に登場する4Gへのスムーズな移行を目指すものです。そのため、一般的には「3.9G」と呼ばれています。
参考サイト:LTEとは?次世代の高速通信回線
LTEって厳密には4Gではなく、3Gなんですね!4Gの時代に中途半端だな・・・
なんか面倒くさいですが、LTEは3.9ではあるけれど、4Gの一つの種類ととらえられています。だったら4Gでよくね?
3Gや2G・1Gの時代っていつだったのか?
まったく知りませんでした。当たり前に3Gや2G 、1Gの時代もあったんですね。
携帯電話かぁ〜なつかしい(と言うほど昔ではない)響きですね。つい数ヶ月前まで子供も使っていましたし。
- 3G(2001年〜):LTE スマートフォン時代
- 2G(1993年〜):デジタル方式 携帯電話・PHS時代
- 1G(1979年〜):アナログ回線 黒電話時代
Gが進化(数字が上がる)していくごとに、時代にあわせて実用的になっています。今ではスマホのない生活は考えられません。
5Gの通信容量が1000倍になるのはなぜ?
通信速度が100倍も速くなるんですから、ダウンロードやアップできる容量も増えないと意味がありません。
5Gでは通信容量も大幅に増え1000倍なると言いますが、なんでなのか?と疑問になります。
スピードが速くなると通信容量も増えるのがわからない・・・
自分の検索能力が低いせいか、疑問を解決するまでに至りませんでした(泣)わかったら後日報告します!
映画などの動画のダウンロードもサクサクできる
2時間ほどある一本の映画だと4GBくらいの容量(フルHD)が、3秒でダウンロードできるようです。
映画のダウンロードが3秒って速すぎ・・・(汗)
いま会社のパソコンで600MBほどのデータをダウンロードする時に、5分以上かかったりしますからね。会社のネットワークが遅すぎなのかも。
5Gはいつになったら実現するの?
通信キャリア3社は2020年からの予定
2020年ですって!来年じゃないですか。日本でのオリンピックイヤーだし、何かとビジネスチャンスがありそうな予感!
せめて2020年の何月なのか?を早く発表して欲しいですね。
キャリア 5Gのサービス提供開始時期 ドコモ 2020年 au 2020年(早まる可能性もあり) ソフトバンク 2020年 3キャリアとも、東京五輪が開催される年を予定しているようです。
参考サイト:bitWave
とにかく2020年はオリンピックやるし、5Gになって通信環境が変わるしで、色々と増税後の大忙しな年になりそうです。
スマートフォンはどうなるのか?
通信キャリアが5Gにならなければ意味はありませんが、ハード面ではどうなるのでしょうか。一番気になるのがスマートフォンです。
さきほど引用させてもらったbitWaveさんの情報では下記のように言及しています。
世界でいち早く5Gに対応するのはAndroid端末と言われています。
その時期は2019年となる予定です
参考サイト:bitWave
続いてiPhoneです。
AndroidスマホのライバルにあたるiPhoneですが、5G対応の新型iPhoneは2020年まで先送りすると発表されています。
「新型の発表時期が2020年」ということですから、実際に5G対応iPhoneが発売されるのは、もっと先のことになりそうですね。
参考サイト:bitWave
5Gになったら何がどう変わるの?
5Gに求められている性能はこの4つ
5Gは速さが目立っているイメージですが、それだけではありません。低遅延や多接続、低コストも課題として挙げられているようです。
- 高速大容量
- 低遅延
- 多接続
- 低コスト/省電力
たしかに一つ一つ見ていくと、遅延は嫌ですよね。衛星放送の生中継で、現地のレポーターさんの音声や動作が遅れてやってくる感じでしょうか。
接続が多いとスピードが遅くなる印象のネット通信も嫌ですね〜。また高いコストも同様。
ただ求められている性能ということは、実現するかどうかはまだわからないのでしょうか(汗)
5Gの未来に実現可能なこと
大きく分けると下記の分野で期待されることがあります。5Gとは「次世代移動通信システムであらゆる物がネットにつながる世界」ということなので、ますます我々の生活に密着してくことになります。
- 車
- 医療
- 建設
- 仕事
- 生活
車:自動運転(コネクティッドカー)
以前GoogleなどIT起業が自動運転車を作っているというのが話題になりましたが、その企業が自動車メーカーでないことに驚きました。
ここでもコネクティッドカーという新しいキーワードが出てきています。
コネクテッドカーは、インターネットへの常時接続機能を具備した自動車である。 By ウィキペディア
参考サイト:ウィキペディア
この自動運転について一言
タクシーやバスの運転手さんがいらなくなっちゃう!会社から見たら人件費も浮きまくっちゃうな・・・でも
自動運転って乗っている立場からするとメッチャ怖くね?
運転する人がいるのと、いないのとで想像すると、こんなにも人がいない場合って怖いものなのかと思いました。
とあるアニメ「電脳コイル」を思い出す
自動運転車が原因で、友達が死んだことが話の一つになっているアニメを思い出しました。「電脳コイル」という近未来的なアニメですっごく面白かったです。
電脳メガネというメガネをかけると、(パソコンやスマホなしで)電話や検索ができてしまいます。
電脳メガネから見えるバーチャル空間やバーチャルな生き物とのやり取りが、こんな未来はすぐに来るんだろうなと思いました。
たしかこのアニメで電脳メガネは医療用のツールとしても使われていたなと・・・すごいアニメだったんだなと、いまさらながら思いました。
たしかにアニメを見ていて意識はまったくしませんでしたが、その世界でも本来はネットワークの通信技術が進化していないと不可能なことなんですね。
医療:遠隔医療
離島など医者の少ない地域でも、医療用ロボットによる遠隔医療が実現・・・と聞きますが、
そんな高度な医療ができる医療用ロボットなんてあるの?
と思ってしまいました。ただ一方で読んだ記事として、
今年10月、実際に国内の医療分野で初となる5Gを使った実証実験も行われました。和歌山県立医科大学附属病院と、日高川町の山間部に位置する国保川上診療所を通信回線で結び、高精細な映像で診断を行っています。
参考サイト:TABILABO
通信技術の進化ならではです。さすが!
建設:災害復旧や危険区域などの作業
以前海外の鉱山が崩れてしまい、数十人の人が救出されて話題になったニュースを思い出しました。
コピアポ鉱山落盤事故(コピアポこうざん らくばんじこ)とは、チリ共和国アタカマ州コピアポ近郊のサンホセ鉱山にて、現地時間2010年8月5日に発生した坑道の崩落事故。崩落により33名の男性鉱山作業員が閉じ込められるも、事故から69日後の現地時間10月13日に全員が救出された。
参考サイト:ウィキペディア
また2011年の東日本大震災以降に巨大災害・地震が予想されています。地域でも異常気象などによる災害や大きい地震も起きています。
建設業界では、災害復旧などの危険な作業を5Gを使って遠隔操作で行うといったことが期待されています。従来の遠隔操作では、カメラから送信される映像が不鮮明で、作業効率が低下することが問題となっていました。
参考サイト:TECH NOTE
建設業界だけではないでしょうけれど
災害時などの万が一の時にも5Gは必要な通信技術だ!
多接続が可能という5Gです。東日本大震災では携帯電話やスマホがまったくつながりませんでしたので、そのような万が一の時でも強いネットワークであってくれと願います。
というか基地局側が対応できなかったら駄目なんですけどね・・・
仕事:働き方改革
たしかに通信ネットワークの進歩は仕事や、働き方改革につながっていきます。
農業を例に挙げると、農機の自動運転で畑を耕し、ドローンで肥料を散布するといった「スマート農場」が可能になります。長時間畑で作業する必要がなくなると、農業における働き方が根本的に変わることになるでしょう。
また、道路の混雑状況のデータから導き出された最適なルートの提案や物流現場へのロボットなどの導入により、運送業の労働環境の改善も期待されています。
参考サイト:TECH NOTE
人がいらないじゃん!リストラじゃん!になってません?これだとAI(人口知能)の台頭のようではありませんか!
違う意味での働き方改革になっちゃうよ!
西暦2000年になる少し前の携帯電話や会社のネットワーク事情
わたしが会社にはいったばかりの時代が1997年でした。そのころ手のひらサイズの携帯電話が流行しており、ちょうどdocomoのimodeが話題になっていた時代だったと認識しています。
その頃はすでに社内ネットワークを介しパソコンでやり取りをして仕事をしていました。当時は(多少ですけど)先端なことをしている意識はあったのですが、懐かしい古き良き時代となってしまうんでしょうね〜(汗)
生活:買い物やエンタテインメント
5Gになったら我々消費者の生活も変わってきます。
5Gで変わるお店やお買い物
今だってお店では電子プライスの導入や在庫管理が自動最適化されている企業もあります。ますますそのような仕組みが、早く・簡単で・安くシステム化され、消費者の買い物がしやすくなるのでしょう。
5Gで変わるエンタテインメント関連
スポーツ観戦やコンサートも5Gでは変わっていきます。
5Gを利用したスポーツ観戦では、選手を別の角度から見る、リプレイを確認するなどといったことが可能になります。
(中略)
スポーツ観戦だけでなく、コンサートで臨場感あふれる没入体験をしたり、テーマパークでVRのアトラクションを楽しむといったことも可能になります。
参考サイト:TECH NOTE
わぉ!ファンタスティック!!
VRにまで広がっていくんですね。まさに夢も拡がる・拡がる。5G時代が待ち遠しくなってきました。
イケハヤさんの動画記事がわかりやすかった!
イケハヤさんの動画がわかりやすく、その調査するきっかけにもなったのでご紹介します。
さっそくサムネイルをイラストレーターの方が作ってくれた!やっぱり、ちゃんと用意するいい感じになりますね……whttps://t.co/XlB3cpzvwJ
— イケハヤ (@IHayato) 2019年4月10日
ツィートはサムネイルの内容ですがw リンク先はイケハヤさんが5GについておさらいしたYouTubeの動画です。
まとめ:5Gはすぐそこにある近未来
5Gを調べてみて、すぐそこまで来ているブレードランナー的な近未来を想像しました。もちろん電脳コイルもw
スマートフォンが出てきて10年。それ以前にもネット通信はパソコンでありましたが、使っているのは一部でした。今では大人から子供までスマートフォンを使って、生活をしている人が多くいます。
また数年で色々と変化が起きていくことを想像しつつ、おらぁワクワクすっぞ!と思いながら記事を書くことができました。
(^O^)/