“【要注意】マジックワードに気をつけて!惑わされて思考停止しないための3つの法則”と題してお伝えしていきます。
仕事場や会議などビジネスシーンの会話の中で、何となく理解した(ような)気になったけど終わってみるとなぜか釈然としない、、、というようなことはありませんか?
発言した人の言葉を思い出してみるものの、何を言いたかったのか?どのような内容や指示だったのか?受け手の自分が全く理解していなかったりすることがあります。
おそらく、それは「マジックワード」だったのかもしれません。
「マジックワード」をご存知ですか?
マジックワードという言葉を初めて聞くという方は結構いるのではないでしょうか?私自身、勉強不足でもありますが、聞いたのはつい最近のことです。
初めて聞いた時、今までの打ち合わせなどでのモヤモヤは、そういうことだったのか!と合点のいく思いがしました。
マジックワードとはどのような意味があるのでしょうか?
マジックワードの意味
Googleで検索してみると下記のようなページがありました。
人をあたかも魔法のように思うように動かすことができるキーワード。
主に意味が曖昧で、使う側の思想によって便利に扱うことが出来る言葉や幅広い意味を持つ呼称(特に蔑称)を指して呼ばれている。
具体的な中身を伴わない主張をする際に都合良く用いられることが多いため、一部では使用すること自体も嫌われている節がある。
参考ページ:Hatena Keyword
その言葉を聞かされる側としては、あまりよくない言葉のようです。もちろんファンタジーで使われる、純粋な「魔法の言葉」としての意味を除きますww
どんな言葉がマジックワードなのか?
具体的にビジネスで使われる危険な「マジックワード」とはどのようなものがあるのでしょうか?さきほどの参考ページを元にして考えてみました。
- 意味が曖昧な言葉
- 使う側に便利な言葉
- 幅広い意味を持つ言葉
- 具体的な中身のない言葉
上記の項目を1つ1つ見ていきましょう。
意味が曖昧な言葉
言葉の意味としてどちらにもとれる言葉を使われたら、話を受ける側は混乱してしまう可能性があります。
幅広い意味を持つ言葉
曖昧ではないけれど、意味がたくさんあるので、どの意味なのか? これも話を受ける側が間違った解釈をしてしまう可能性があります。
具体的な中身のない言葉
どこかの政治家の論争のようなことでしょうかww 具体的な内容がないので、次の行動がとれない、もしくは動くのが遅くなる可能性があります。
伝える側にとって便利な言葉
これが1番危険です。伝える側が、相手(受ける側)聞き手を操作するイメージに受け取れます。
マジックワードの危険性
やはりマジックワードは、コミュニケーションにおいて使うべき言葉ではないようです。伝える側と受ける側の意思伝達に悪影響があります。受ける側の状況で、想定しうる弊害をあげてみます。
「間違った解釈」をしてしまう
伝える内容が曖昧で、不明確なので受ける側が誤解をしてしまい、業務として悪い方向に進んでしまいます。
「思考停止」状態になってしまう
なんとなく理解した気になるので、その場の空気に流されてしまいます。この理解した気になってしまうというのが「思考停止」状態です。
結果として「仕事が遅れる」または「次の行動ができない」
間違った解釈をした場合、必然的に仕事が間違った方向にいってしまいます。そうなると、やり直しになる可能性が高くなり業務が遅れてしまいます。
また思考停止した場合は、行動をしようとした時に「あれ?何をすればいいんだっけ?」となってしまうため、行動できないので対応が遅くなってしまいます。
ビジネスの現場として「仕事が遅れる」や「次の行動ができない」というのは致命的です。恐るべきマジックワードの効力。。。ですね。
マジックワードに惑わされないための3つの法則
この法則は誰でも、どのような状況でもマジックワードによる、間違った解釈をしたり、思考停止を防げるというわけではありません。個人によってもかなり違いますので参考にしていただき、自分で発見していってください。
この法則でマジックワードを撃退しよう!
法則その1:カタカナの和製英語に気をつける
Web関連の世界だと基本情報はアメリカ発信が多いので和製英語が多くなります。この和製英語や英語の略語がダントツ1番に気をつけなければいけません。例としてあげていきます。
- マーケティング
- コンセプト
- ポリシー
- KGI・KPI
- SEO
マーケティングを要注意ワードにしていますww マーケターとしても、仕事をしていくうえで気をつけなくてはいけません。あくまで個人的な見解・経験にもとづきます。
法則その2:わからない言葉があれば聞き直す
これは大事ですね。意味が曖昧だったり、意味の選択肢が複数あったり、内容が無くどうすればよいのか不明な場合などなど。
あとで聞き直して時間がかかるよりも、その場で聞いてしまいましょう。
※もちろん聞けるような雰囲気でなければ、あとから機会をうかがって質問しましょうww
法則その3:最終的なゴールを確認する
目的やゴールを確認しておけば、間違った方向にも進むこともありません。またその場で確認するので、何をすればよいか認識もできます。
この会話の目的(何をすればよいか?)やゴール(どうすればよいか?)を自分自身が理解するために、しっかりと確認していきましょう。
まとめ:マジックワードを好き好んで使うひとはいない!?
今回でてきたマジックワードの存在がわかっただけでも、マーケターとしてかなりレベルが上がると思います。
これまで話し手のマジックキーワードに気をつけよう、と伝える側が悪いような話の進め方をしておりました。
伝える側の方も意図してマジックワードを使っている人は少ないと思います(少ないと信じたいww)。受ける側としてもチェックしていこう、ということが1番伝えたかった内容です。
最終的にはお互いのコミュニケーションが重要です。そこが1番難しい課題ではありますが、、、
今回は「マジックワード」に気をつければ、周囲のコミュニケーションが進み、生産性の高い仕事ができるというお話でした。ぜひとも実際の仕事の現場にて活用してみてください。