よく聞く名言だけど、誰の名言なのかと確認・検索した時に、複数出ると困ってしまいます。。。
自分にとって、まさに下記の名言がそうでした。
- 幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ
上記のキーワードをそのままGoogleの検索窓にコピペしてみてください。
Google検索で「幸せ」を「幸福」にしてみましたが、この名言は二人の名前がかならず出てきます。
- ウィリアム・ジェームズ説
- エミール・オーギュスト・シャルティエ(アラン)説
誰の言った名言とサイトで表現したいだけなのですが、あまりにも不思議なので記事にしてしまいましたw ぜひお楽しみください。
本当は誰の名言なのか?「幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ」
この言葉はいまの自分の心に非常に響いた言葉でした。
幸せになりたいとは誰しも思うことだと思います。お金がある人や健康な人、悩みのない人はさぞかし幸福なのだろうと常日頃から思っていました。
幸せだから笑うのではなく、笑えば幸せになってしまうだなんて!
まさに晴天の霹靂、逆転の発想。笑うことや笑顔が心や身体にとっても良いという話を聞いたばかりなので、なおさら心に刺さりました。
なおさら記事にしたいと思い、できる範囲でリサーチしてみました。
アメリカ心理学の祖「ウィリアム・ジェームズ」説
調査はまずウィキペディアからということで、さっそくググってみました。
ウィリアム・ジェームズ(William James、1842年1月11日 – 1910年8月26日)は、アメリカ合衆国の哲学者、心理学者である。意識の流れの理論を提唱し、ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』など、アメリカ文学にも影響を与えた。パースやデューイと並ぶプラグマティストの代表として知られている。弟は小説家のヘンリー・ジェームズ[1]。著作は哲学のみならず心理学や生理学など多岐に及んでいる。心理学の父である。
参考サイト:*ウィキペディア
こうしてみると「ウィリアム・ジェームズ」氏は、アメリカの心理学者ということで、かなりの功績を残した人だとわかります。
ウィキペディアには「幸せだから・・・」の一節も書かれていない
ウィリアム・ジェームズ氏はあまりに功績が多いため、名言を言っても霞んでしまっているのかもしれません(汗)
エミール・オーギュスト・シャルティエ(アラン)説
さきほどと同じようにウィキペディアを調べてみました。
アラン(Alain)ことエミール=オーギュスト・シャルティエ(フランス語:Émile-Auguste Chartier、1868年3月3日 – 1951年6月2日)は、フランス帝国(フランス第二帝政)ノルマンディー・モルターニュ=オー=ペルシュ出身の哲学者、評論家、モラリスト。
ペンネームのアランは、フランス中世の詩人、作家であるアラン・シャルティエ(英語版)に由来する。
1925年に著された『幸福論 (アラン)(フランス語版)』で名高いが、哲学者や評論家としても活動し・・・
参考サイト:ウィキペディア
アランというのはペンネームのようです。「エミール=オーギュスト・シャルティエ」は長いのでアラン氏と呼ばせていただきますw
こちらもW・ジェームス氏と同じく「幸せだから・・・」の名言は一節も出てきませんが、幸福論という本を出しています。
この本に掲載されていれば、W・ジェームス氏よりも信憑性が高くなる。。。
Amazonでも販売していたのでビックリしました。
Wジェームスとアランの二人を比較してみた
二人を比較してみました。ウィキペディアでしか調べていませんが、それはそれでw
ジェームス氏 | アラン氏 | |
---|---|---|
生誕 | 1842年1月11日 〜1910年8月26日 |
1868年3月3日 〜1951年6月2日 |
仕事 | 心理学者・哲学者 | 哲学者・評論家 |
著作 | 不明 | 幸福論 |
これを見て何をわかれと!?という感じですねw
ジェームス氏は26年も早くアラン氏より生まれている
わかることはジェームス氏の方が、アラン氏よりも約26年ほど早く生まれています。
26年も差があるため、名言を言った可能性としてはジェームス氏に軍配が上がりそうではありませんか?
アラン氏は幸福論という本を出している
名言というのは人の噂に近い気がします。本当にその本人が語ったのか、疑わしい名言もあったりしますし。。。
その点アラン氏は「幸福論」という本を出版されて、いまでもAmazonや書店で販売されているという事実があります。
ダ・ビンチニュースによると「幸福論」という本に記載があるようです
検索してみると、あの雑誌のダ・ビンチのWebサイトの記事にありました。
フランスの哲学者アランが著した『幸福論』(アラン:著、村井章子:訳/日経BP)にある「幸福だから笑うのではない、笑うから幸福なのだ」という言葉だ。
これは「友情には素晴らしい喜びがある」という書き出しで始まる「友情」と題された文章にある。「友にとって私の存在がほんのすこしでも本物の喜びになるのなら、その喜びを見て、今度は私が喜びを感じる」こととなり、お互いに「幸福は自分の中にあったのに放っておいたのだ、と」いうことに気づくのだという。
また「きっかけということは、笑いだけに当てはまるのではない。自分の考えを知るには、言葉が必要である。たった一人でいたら、自分にはなれない。おろかなモラリストたちは、愛するとは自分を無にすることだと言うが、これはあまりに単純な考えだ。人は自分から離れようとするほど自分になり、自分が生きていることを強く感じるものである」とある。
参考サイト:ダ・ビンチニュース
続きを読んでいただけるとわかりますが、「幸福論」は600ページあるかなり分厚い本のようです。
ウ~ン、論より証拠ということで、アラン氏がかなりポイントを稼ぎましたが。。。結果はいかに!?
結論:どちらでも良いので限定しないことにしました
Googleの検索でも、1P目の検索結果ではジェームス氏もアラン氏もどちらもどっちで、半々。ジェームス氏が言ったと信じて書いている記事。アラン氏が幸福論で伝えていると書いている記事。
結論としてはどちらでもOK!なので誰が言ったかは明言しません
どちらの方が言ったは重要でないのかもしれません。どちらでも良いから、とにかく人生笑って過ごしましょう!
(^O^)/