“船釣りに初めて行く人が持っていきたい必須アイテム3点セット”と題して、お伝えしていきます。
今回は完全におすすめの趣味ですww 船釣りしたいけど何を持っていけばいいのか?と思われた方に(そんな人はそうそういないww)持っていきたい必須アイテムをご紹介いたします。
釣りの経験がなく、船に乗った経験もない人が「船釣り」に行く場合には、準備として何を持っていってよいか?釣りの素人・初心者の方に見ていただければと思います。
今回は船釣りですが、海での磯釣りや淡水での川釣りなど、他の釣りにも応用できるポイントがありますので参照ください。
船釣りに持っていきたい必須アイテム3点セット
例えば週末に仲間や友達と海釣りだと計画がたてられたとします。どこの海か、どこの船に乗って、何を釣るかなどが決まりました。
船釣りのシチュエーションは下記の想定です。
- 釣り道具は全てレンタル
- 車で現地集合(片道1時間)
- 乗り合いタイプの釣り船
- 美味しい魚を食べたい
このような状況の中で船釣りに行く準備としての鉄板3点セットはこちら
①クーラーボックス
何と言っても、船釣りの醍醐味は釣った魚を持ち帰って食べることです。釣った魚を鮮度よく保冷・保存し、大事に保管するためのマストアイテムです。
ビニール袋でも代用はできますが、何重にして使ったとしても穴が空いてしまったら水がもれて、大変なことになってしまいます。
また保冷用として船で氷がもらえますので(釣り船によるので確認)帰宅に1時間以上かかる場合や、暑い夏の時期にはますます欠かせないのが、このクーラーボックスなんです。
もちろんアウトドアやピクニック、ちょっとした買い物やお子さんの運動会にも利用できるので、釣りだけのシチュエーションに限らず用途は広く使うことができます。
船釣りには1回しか行かないとか、必要性が感じられない方はスルーしてくださいww
クーラーボックスの選び方のコツ
簡単ではありますが、クーラーボックスの選び方のポイントはずばり下記の3点です。
- 保冷力
- 容量
- サイズ
家にクーラーボックスがない人は、どのような基準で買えばよいか参照してください。
保冷力:ソフトよりハード
まずは保冷力からお選びください。断熱素材など細かい部分もありますが、まずはソフトタイプかハードタイプのクーラーボックスの選択です。
ソフトタイプのクーラーボックスは近所のお買い物や短距離での移動には便利ですが、断熱性がハードクーラーと比べて非常に弱く、保冷力が低いです。
ハードタイプのクーラーボックスは、断熱素材が使われているので保冷力が高く、釣った魚の長時間の保冷や保管に適しています。
近所で釣りができるのなら良いですが、船釣りにはハートタイプのクーラーボックスがおすすめです。
容量:内容量は20リットル前後
次は容量です。じつはここが結構悩ましいところなんです。。。
大は小を兼ねると言いますが、大きくなるほど値段も高くなります。自分の状況や将来性に合わせて選ぶのがコツです。
釣り船では、魚を保冷するための氷がもらえます。(釣り船によって違うので要確認)なのでクーラーボックスのサイズが小さすぎると、氷でいっぱいになり魚が少ししか入らなかったりします。
10リットルくらいの容量だと小さいため、20リットル前後の大きさ(容量)は欲しいところです。
サイズ:幅は40cm以上
続いてサイズですが、容量が決まってしまえばサイズは限定されるので、選ぶのは容易です。
容量と同様にサイズは「幅」が重要です。縦に長いタイプよりも、横に長いどっしりとしたタイプを選びましょう。幅が小さいと、魚が曲がってしまう場合があるんですよね。
魚を曲げて持ち帰えると、死後硬直で魚の体が固くなってしまい調理がしづらくなるので、なるべく曲げないで持ち帰りたいところです。
氷の部分を考慮して40cm前後からの幅は欲しいと思います。どんだけ大きい魚が釣れるんじゃという感じですがww
迷ったらこれ!おすすめのクーラーボックス
選ぶポイントはわかったけど、何を買えばよいかわからない!という方は、わたしが購入したクーラーボックスをご紹介します。
キャプテンスタッグ キャンプ用品 クーラーボックス シエロ
- 本体容量:約22リットル
- サイズ:W(幅)480mm × D(奥行)300mm × H(高さ)320mm
- 日本製:メイドインジャパン
- 収納:500mlペットボトル17本 30mlスチール缶36本
少しお高くなってしまいましたが、家族4人だとどうしても、これくらいのサイズは欲しいと思いました。
今回行った船釣りのために購入したものです。
何も考えずに大きさと金額だけでAmazonでポチッと購入しましたが、その当日に船の上で会話をしながら「安くてよいメーカーなんだよ」と知人から教えてもらいました。
キャプテンスタッグはアウトドア・レジャー関連用品のブランド・メーカーです。
コールマンなどの老舗メーカーは外国製で非常に高額で手が出ません。それに比べキャプテンスタッグはかなり安く、しかも安心の日本製です。
賛否両論はあるようですが、価格も良心的で使い勝手もよいため、非常に満足しています。
家族とのキャンプやクラブの試合などにも、車で持ち運べるし、大きすぎず・小さすぎずに大変重宝しております。
Amazonのベストセラーのクーラーボックスは12リットル版でした!
こちらも売れているということで、半分サイズではありますがおすすめします。たしかに22リットルだと魚のさばくのが大変なボリュームではありますので(汗)
②酔い止めの薬(クスリ)
船に酔わない方もまれにいるようですが、友人いわく漁師さん以外は必ず酔うようです。
酔いやすいと自覚している人は必ず持っていきましょう。酔わなくても持っていった方が、万が一船に酔ってしまった場合は、船上で薬を飲めば釣りに集中できます。
また、そのような人は事前にあまり食事をしない方がよいです。全部吐いちゃいますので、、、
酔い止めの薬(クスリ)の選び方
これは薬なら何でも良いかもしれません。わたしの場合はAmazonでベストセラー1位となっていたのをポチッとしましたww
おすすめ酔い止め:【指定第2類医薬品】アネロン「ニスキャップ」 9カプセル
酔い止めの薬(クスリ)を飲むタイミング
乗船する30分前に飲むのがよいようです。わたしが行った釣り船は6時から釣りコースの受付を開始して、7時半に出港するコースだったので7時位に飲みました。
酔ってしまって船上で吐きたくなったら?
友人から言われたのは「吐く時は船中でなく、海上へ向かって吐きなさい」というアドバイスをもらいました。たしかに、船の中で吐くのは船長に叱られそうですww
海ならそのまま何もすることはありません。
釣り船にもトイレはありました。事前に確認しておいた方がよいかもしれません。ただトイレに行って吐いている人はいませんでした。
※自分が乗っていた船では全員大丈夫でした。全員酔い止め薬を飲んでいたか、たまたま海上が穏やかで、酔わない波の状況だったのかもしれません。
船の中で吐いてしまった時には?
釣り船の中で吐いても大丈夫です。席が汚れたり、臭くなったりするため、周囲の人や船長へも心配り(キレイにすること)が必要です。
ですのでミネラルウォーター500ml数本とタオルやビニール袋を持っていけば安心です。ほとんどの船(一定以上の大きさ)は中に入った海水等を外に出せるような仕組みになっていますので、そこに流し込んで外に出してしまいましょう。
※吐いて船を汚してしまった場合は、船長に申し伝える方がよいかもしれません。
- 水 500ml:数本(洗い流しとウガイ用)
- タオル:数本
- ビニール袋:数袋(吐瀉物を捨てる、汚れ物を入れる用
- アメやガムなど:吐いたあとの口直しのため
③タオル
これは何かにつけて必要な便利グッズです。最低でも3本から5本は持っていきましょう。何に役立つかと言えば下記の通りです。
- 太陽の日差しを避ける
- 汗をかいた時に拭ける
- 寒いときの防寒になる
- 酔って吐いた時に便利
- 魚をタオルでつかむ
太陽の日差しを避ける
海の状況は都度変わります。寒かったり、暑かったり、風が強かったり、波が激しかったりと千差万別です。
中でも日差しは大敵です。いざという時にタオルさえあれば、頭にまいたり、首にまいたりと熱中症などから守ってくれます。
汗をかいた時に拭ける
わたしはよく首にまいています。何かの時にすぐに取り出して使えるからです。汗をかき顔に吹き出た汗をぬぐいたくなったら、首にまいたタオルで拭けばよいのです。
寒いときの防寒になる
たいして保温はできませんが、ないよりはマシですww いきなり寒くなった場合に有効です。
酔って吐いた時に便利
これは吐瀉物をまとめる時にタオルがあれば、一気に掃除ができます。海へ向かって吐くのが1番影響がないですが、吐いてしまった場合は仕方ありません。
なるべくモノや人のいる方向には吐かないようにしましょう。気持ち悪くてひどい状況かもしれませんが、吐いて全て出せば少しは程度がよくなります。
魚をタオルでつかむ
アジやサバなど小型〜中型の魚はタオルの上から持てば、魚の苦手な人でも(
素手よりは)安心して持つことができます。
また魚は生存本能で逃げようと暴れもがきます。そんな時に素手だと難しいですがタオルだと以外に平気になります。
魚によっては、ヌルヌルとした液を出すイシモチのような魚もいます。素手だと滑りますがタオルなら滑りません。
タオルの代用としては軍手があると良いかもしれません。
もちろんこの場合はタオルも軍手も使い捨てと思って、釣り用に買うか、使い古しのモノをおすすめします。
その他に持っていってよかったと思えたアイテム
必須ではありませんが、その他に持っていってよかったと思えたアイテムがこちらとなります。
防寒具
わたしは3月の初旬に金沢八景の漁港に行きました。真冬の寒さはないにせよ、まだまだ春とはいえない季節です。船は釣りをするポイントまで、結構なスピードで進行します。夏なら涼しいのかもしれませんが、船上はまだまだ寒かったです。
帽子やニット帽もありですが、船のスピードと風により飛ばさせる心配もあります。
わたし達は素人同然の恰好という感じでした。プロというか行き慣れている方は、いかにも釣り人というスタイルをしています。
なるべく薄くて温かい恰好の上に、防水加工のされているビニール系のヤッケのようなものがベストかなと思いました。
ニッパーとハサミ
これは純粋に釣りをする際には必須アイテムといえるものです。
釣り針を魚から取りやすくしてくれるニッパー
釣りの仕掛けには必ず針(ハリ)があり、餌(エサ)をつけます。魚が釣れた場合には、どこで魚がエサを口にするかわかりません。タイミングの問題なので、魚のどこで釣り針がひっかかるかわからないのです。
口の付近なら釣り針を取りやすいのですが、口の奥深くだと非常にとりづらくなってしまいます。
その際に便利なのがニッパーです。100円ショップで売っていますので、念のため持っていくとよいでしょう。魚になるべく触りたくない場合にも有効です。
仕掛けの糸を切ったり、エサを切ってくれるハサミ
釣りにの仕掛けは様々ですが、必ず糸と仕掛けと釣り針が必要です。その際に糸を切る必要が出てきますので、その際にハサミがあると便利です。
海釣りはやはり塩がすごいので、金属が錆びやすいです。錆びないようなステンレス性のもので釣り用に100円ショップか釣具店で購入しましょう。
ビニール袋
こちらも数枚持っていくと何かと重宝します。
わたしの乗った釣り船でゴミが出た場合は、そのままにしておく(釣り船によって違います)ルールでした。
使わなくなった仕掛けやエサ、飲み物などそのままにして船を降りました。これは後々になって非常に後悔しました。「せめてビニール袋にでもまとめておけばよかった」
もしかすると自治体ルールによりゴミを選別しなければいけないので一概には言えません。ただ自分が乗ってお世話になった船で、感謝の気持ちと共に後片付けをもう少ししっかりとやりたかったと思いました。
前回では余裕もなくあっという間に船から降りましたが、次回に釣り船を利用する機会があったら、しっかりと後片付けをやりたいと思います。
ティッシュ:ドライ&ウェット
これは普通のドライティッシュだけでなく、ウェットティッシュもあると便利だなと感じました。
船上が思うより寒く、鼻水が出た場合や吐いた時、おトイレでトイレットペーパーが無い場合に便利です。
ウェットティッシュで爽快クールに
また釣りが終わると港に戻りますが、今回の漁港はトイレや水道などはありますが、ゆっくりできるような場所ではありませんでした。
船の上に数時間いるとかなり塩がついてべったりします。服や道具は後で洗えますが、顔や手はべっとりとスグにさっぱりとしたいものです。清涼感のでるクール系のウェットティッシュがおすすめです。
やっぱり海はいいよね!
母なる海というコピーを聞いたことがありますが、生物の起源でもある海で過ごす数時間はすごくいいなぁと感じました。
通常が住宅街やオフィスビルでの生活なので、ふだんは目にすることがない自然を身体全体で感じることができるのは、心と身体にとてもいいですよね。
そうそう何度も行けるような所でないのが、よけいにそう思わせるのかもしれません。興味のある方は、ぜひ船釣りにチャレンジしてみてくださいww
最後に
今回は船釣りに初めて行く人が持っていきたい必須アイテム3点セットをお伝えしてきました。
よかった、勉強になった、面白かったという人は離脱してよしっww ありがとうございました!