毎日電車で通勤されているサラリーマンの皆様、ご苦労様です。ビジネス口調のこまおです!
いきなりですが、電車の通勤時間って苦痛じゃないですか?
はっきり言って、私はかなり苦痛です!受けるストレスが半端ないんですよね。。。
苦行ですか?というくらいに(会社よりも)ストレスが貯まるのではと思う場合があります。例をあげてみましょう。
- 座席の座り方がひどい
- 身体を押しつけてくる
- バックをぶつけて何も言わない
- 香水や整髪料のニオイがくさい
- 会話・いびき・イヤフォン(音漏れ)がうるさい
- 歩きながらのスマホ操作で危険
- 乗り降りのマナーが悪い
- 荷物が邪魔
いや〜、たくさんの「ちょっと勘弁してよ」という行為が、泉のように湧いてきましたねw
電車に乗ったことのある人なら、全部では無いにせよ、少なくとも1つは共感してもらえるのではと思います。
考えてみると、人に絡むのがほとんどです。。。コミ障な私としては、狭い移動空間を他人と共有することが一番しんどいのでしょう(泣)
そんなわたし(電車通勤歴20年のサラリーマン)が電車での通勤時間を少しでもストレスなく、有意義に過ごす5つの考え方をご紹介していきます。
通勤電車の時間をストレスなく、有意義に過ごすための5つの考え方
5つの考え方をご紹介していきます。中でも一番大事なのは最初の考え方です。電車内で過ごす時間が貴重なんだ・大切なんだ、と考えられるようにすることからストレスのない有意義な通勤時間が始められます。
その時間が大切だと思えなければ、有意義に過ごすために外敵(ストレス原因)から身を護ることができません。
<その1>通勤時間の在り方を考える
最初は「通勤電車が嫌だ、とても苦痛だ」と頭に染み付いている自分のメンタルから変えていきます。
さきほども言いましたが、この通勤時間というスキマ時間を大切にする考え方が一番重要です。
あなたの通勤時間は年間でどれくらいになるのか?
塵も積もれば山となるという言葉がありますが、まさに毎日の通勤時間はチリツモです。月間や年間にするとかなりの時間になるんです。
おそろしいことに、そのチリツモ時間がどれくらいあるか?というのを気が付いている人はそれほど多くありません。
わたしも通勤時間がどれくらいなのか? まったく知らなかった・考えなかった一人です(反省)
まずは、あなたの電車での通勤時間(往復)を計算してみましょう。
できれば分単位で正確に算出します。下記はわたしの場合です。電車内の時間だけで片道40分ほどありました。
以外と意識すると40分って時間としては結構な長さだなとあらためて思います。
- 電車片道:40分
- 電車往復:80分
- 電車年間:20,000分
ということで、この2万分を時間や日数にしてみると・・・
- 20,000分を時間換算:約333時間
- 20,000分を日数換算:約14日
えぇえっ!1年にすると通勤時間ってそんな日数になっちゃうの?
これって、かなりの衝撃ではないですか? まるまる2週間を、年間とはいえ通勤電車内だけで費やすことになるんですよね。
通勤時間は有意義に使うべきという結論
片道40分だとあなどっていると、年間だと14日も時間が過ぎてしまい、浦島太郎のように「あっ!」という間にヨボヨボのおじいさんになってしまいます。
今までどんだけ損してたんだ・・・(汗)
もしも、今のわたしがこの14日間、ゲームをしている・スマホでダラダラとネットしている、というのであれは非常にもったいないと思うだろうなと。
このチリツモな通勤時間を無駄に過ごすことほど、無意味なことはありません。だったら少しでも有意義に使おうではありませんか。
今からでも遅くはありません。気がついて良かった!これから始めていきましょう!
<その2>ストレス原因から逃げる
嫌なことには関わらないのが一番です。そこにこだわっても、損や不利益・嫌な思いをするだけ。一番肝心なことが、そのおかげで進まなかったりします。
そのような場合は、そのストレスの原因から逃げましょう。すぐには逃げられない場合もあると思いますが、下記にわたしの経験による対処方法をあげていきます。
ストレス原因とその対処方法<逃げ方>
音から逃げる:騒音や音漏れの場合
単純に音と言っても下記のような色々な音があります。
- 会話がうるさい
- 電車内での電話がうるさい
- イヤフォンからの音漏れがうるさい
- 寝ている人のイビキがうるさい
このような音からくるものは、単純に自分の耳を塞ぐことでストレス原因から逃げます。その場所から逃げられれば話は早いですが、そうもいかない場合がありますので。
- イヤフォンで音楽を聞く。(音量を上げる)
- 耳栓をする
それはそうだろ!という二択ですね・・・(すみません)車両を変えるというのも考慮には入れたいですが、一旦は耳栓で回避です。
ニオイから逃げる:香料や体臭などの場合
単純にニオイと言っても下記のような色々な臭いがあります。
- 香水や整髪料がくさい
- 体臭・口臭がくさい
- 脱糞・排尿がくさい
- 吐瀉物がくさい
相手の仕方ない部分(身体的なこと)もあるような気がしますが、こちらは具体的にその場を逃げるか、ハンカチで鼻元を塞いで鼻孔からのニオイの侵入を防ぐしかありません。
- マスクをする
- ハンカチで口元をおさえる
3と4は周囲にいたくはありませんので逃げる一択です・・・一次対応はマスクで回避です。
人から逃げる:迷惑行為の場合
この人からの迷惑行為が一番やっかいで、しかもストレス度が高いです。
- 身体を押しつけてくる
- 座席の座り方がひどい
- バックをぶつけて何も言わない
- ながらスマホで周囲が見えていない
- 乗り降りのマナーが悪い
- 荷物が邪魔
なんとなく抵抗したい・負けたくない気持ちが出てくるかもしれませんが、神経をすり減らしストレスを貯めるのは、あなたのためになりません。
長い人生でそれがどれだけのことか?と考えたら、手っ取り早く環境や考え方を変えて気持ちよく生きたいですよね(^^)
少しの工夫や行動で、その嫌な場所や空間を避けられるのであれば、負けるが勝ちと考えて逃げましょう。
それだけではストレスが貯まるので、下記の<その3>を参照してください。
<その3>疑問系で考え、ポジティブに思いやり、最後に許す
嫌だな〜、不快だな〜、カチンときたな〜という場合に下記のような順番で考えてみてください。
- 疑問系で考える:なんで◯◯するのだろうか?
- ポジティブに思いやる:きっと◯◯なのだろう。
- 最後に許す:だったら仕方ない。気が付かなくてごめん。
このような3つの流れで、受け流していきます。決して相手の行為を真正面から受け止めず、受け流すのがポイント。
逆にストレスが溜まりそうなこの考え方のメリットとは?
電車の通勤時間を無駄にしないという最初の考え方を踏襲すると、この嫌なことを受け流す考え方は非常に大事になってきます。
嫌なことに引きづられないことが重要
相手の嫌な行為はある意味、罠といえます。罠にみずから進んで落ちるのは意味がありません。罠を避け心の整理をして、貴重な時間を過ごすのが最大のメリットです。
イメージが難しいと思いますので、上記3つの内容を具体的な例にしてみました。
とあるシチュエーションでの受け流し方法<一例>
たとえば、それほど混んでいない電車内。乗車してきた男性のカバンが自分の足に当たったというシチュエーションを想像してみてください。
- 混んでいない電車に男性が乗車してきた
- その男性のカバンが自分の足に当たった
- カバンの先が当たったので多少痛かった
- 男性は気が付かずにそのまま通り過ぎた
あなたは驚いたし、多少痛かった。でもその男性は、何事もなかったかのように通り過ぎてしまった…このような場面で、さきほどの疑問・思いやる・許すのルールだとどう考えればよいのか?
疑問・思いやる・許すの具体例
①疑問:なぜこのビジネスマンの男性は、自分のカバンを人の足にぶつけても気が付かないで通り過ぎたのだろう?
状況を把握して、その時に起こった内容を疑問系にしました。ここからその疑問に対して、答えをできるかぎりポジティブに考えていきます。
②思いやる:あぁ、きっとこの人は今日の会議のことで頭がいっぱいで、カバンが足に当たったのに気が付かないんだな。
こういうのは中途半端ではいけません。大げさな答えを考えるのがコツです。そして最後には許せることが重要です。
③許し:だったら仕方ないよね。逆に気が付かなくてごめん!
どうでしょうか?
最初は難しいかもしれません。慣れないと中々できないと思います。回答はなんでも良いんです。
ゴールは、その嫌だなと思う行為を受け流すことです。大事な電車での通勤時間を有意義なものにするため、外的行為をいかにかわすかがポイントです。
- 疑問系で考える
- ポジティブに思いやる
- 最後に許す
大事なのは、その試練に対して自分はどのように考えて、動いたのか。その行動によって、どのような結果を得られたかを重視しましょう。
<その4>将来に役立つことに通勤時間を利用してみる
それではチリツモ的な時間をどうするか?どう活かすかが大事になってきます。
一度の人生なのだから・・・的な発想ですが、せっかく生まれてきたのですから、嫌なことを少なく、楽しいことをしたい。
楽しいことをするために、その時間を自分の将来や今の仕事のために使いたいとは思いませんか?
メール確認や情報収集の時間にあてる
人は集中できる時間はそう長くありません。なので通勤時間が10〜20分とれるのであれば、まさにうってつけの時間です。
メールを確認する
Gmailなどフリーメールであればクラウド的にスマホでメールが見れますので、電車内で確認を済ませておくことが可能です。
RSSで情報をインプットする
RSSなど情報収集ツールからのチェックもある程度の時間がいるため、朝の通勤時間にインプットすることも可能です。
ノートパソコンは電車だと難しいですが、スマホなら満員電車でも確認がとれます。
わたしはすでに老眼になっているため、超満員電車だと近くが見れないためスマホの文字が読めなくなっていますが、何かww
資格取得など勉強時間にあてる
わたしは二級建築士とWeb解析士の資格を取得するため、通勤時間をおおいに利用しました。
いままでの経験より資格取得は過去問を反復記憶することで、少なくとも6割以上は得点できます。それを通勤時間に集中的に行うことで記憶が定着していきます。
わたしの通勤時間にやっていた勉強方法
二級建築士の学科試験は過去試験の問題集を読みながら、製図試験はノートに鉛筆で製図しながら通勤していました。
またWeb解析士については、試験までに1週間という短期勝負でした。
知識がまったくゼロのWebド素人が分厚い参考書を、電車内で繰り返し読み込みました。
結果は無事に1回でWeb解析士の試験は合格でした。座学よりもインプットの精度(記憶の定着)は高く、通勤時間の読み込みインプットは自分に合っていたなと思います。
万人に通用するとは思いませんが、自分なりに工夫をしながら試してみてください。
<その5>通勤時間の行動を振り返りPDCAしてみる
PDCAなどとカッコつけてますが要は、計画と実行・確認と改善の繰り返しですww
将来の目標などがあれば、通勤時間のスキマ時間を、その実現に向けての準備時間に当てましょう!というのが前の<その4>で伝えた内容です。
さらに精度をあげていくための考え方がこのPDCAです。
PDCAサイクルとは、マネジメント手法の一種で、「計画」(Plan)、「実行」(Do)、「点検」(Check)、「改善」(Act)の頭文字をとったものである。1950年代、エドワード・デミング(William Edwards Deming)らによって提唱された。単にPDCAと呼ばれることもある。
参考サイト:weblio辞書
仕事の中でも最近よく使われている言葉ですが、難しく考えることはありません。PDCAを説明していきます。
簡単に考えよう!お気軽にPDCA
Plan:計画してみよ〜
なんでもいいのでやれることから考えましょう。できるなら<その4>でお伝えしたスマホで気軽にできるものが良いと思います。
- メールチェック
- RSSで情報収集
- 資格取得のための勉強
- 読書
なるべくなら、自分の仕事や将来の目標になるもので、ハードルが高くないものがいいですね。
Do:実行してみよ〜
やることが決まったら、さっそく通勤電車の中で行動していきます。
計画を実行しながら、わかることもあるかと思います。その場で改善しても良いですし、それは自由です。
Check:チェックしてみよ〜
このチェックが重要です。忙しさや誘惑にかまけてしまい、実行するだけでチェックできない・・・というのはPDCAあるあるです。
勉強などは試験がゴールだったりするので、目標が明確です。情報収集やメールチェックはどこまでやればよいのか?いつのまにかネットサーフィンなどしていたり、目標が不明確な場合は要注意です。
ある程度の目標やゴールを見定めておく必要がありますね。
Act:改善してみよ〜
チェックしたうえで今後の課題や改善を進めます。
完了すれば、またさらにループさせて、PlanからはじめるのがPDCAです。
最初はよくわからないかもしれませんが、だんだんと慣れていきます。
PDCAのまとめ
要は計画と実行・確認と改善の繰り返しで、どんどん成長していこう!・・・ということです。
計画や実行は得意ですが、振り返るようなチェックが苦手なんですよね。。。だから改善もできないみたいな・・・
さぁ〜毎日の憂鬱な電車通勤を、自分のための時間にして人生を豊かにしていこ〜
まとめ:電車の通勤時間をストレスを無くし有意義にして人生をハッピーに
私は閉所恐怖症もあるため、上記のような人との接触や満員電車の状況などが嫌で嫌でたまりません。きっと自分の周囲のバリヤーというかレーダーが広くて強いため、少しでも何かあるとストレスになってしまうようです。
かといって、すぐに仕事を変えて自宅の近くの会社に転職できるような、高いスキルを持ち合わせているわけでもありません。
ですから通勤時間はなるべく穏やかに過ごし、時間を有意義にする努力をしています。このような悩みをもつ方に参考になれば幸いです。
それではまた!( ^ω^)
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