スピーチでのあがり症からくる緊張に悩んで数十年wこまおです!
わたしが良い例なのですが、人前でのスピーチが苦手だと思い込んでいるため、なぜ苦手なのかという自己分析をしたことがありませんでした。
と思い込んでいる節はあります(汗)そこであがり症を改善しようと努力しなければ、何も進歩がないことに気がつきました!
わたしは自己分析をすることで、スピーチでのあがり症や緊張がどのようなものか?少なくとも理解ができました。ぜひ実践してみてください。
スピーチで緊張する理由を自己分析するメリット
人前でのスピーチが苦手で、自分がどうして・どのように緊張しているのか?を考えたことはあるでしょうか?
スピーチが苦手な人ほど自分の緊張のことを考えなかったりします。
緊張する原因がわかると、その緊張に対してどのように対応していけば良いのか?つまり緊張への対策がたてられるというメリットがあります。
それだけでも、前向きに一歩前進。あがり症を克服するための第一歩を踏み出しましょう。
スピーチで緊張してしまう状況や理由を書き出してみよう
実際にわたしが人前でのスピーチで、緊張する理由や気持ちを書き出していきます。
その例を参考にしてもらい、自分の場合はどうか?という視点で自己分析してみてください。
わたしがスピーチで緊張してしまう状況や理由
まずは何でもいいので思ったことを、紙に書き出してみましょう。
この時の書き出すコツは自由な発想でOK。「これは駄目」という否定をしないで書き出すのがポイントです。
今までのスピーチ体験での失敗や状況、傾向を思い出してみましょう。私の場合は下記のような失敗談がありましたから、理由にはことかきませんw
考えること30分、ざっくり15個ほど書き出しました。えっ少ない?多い?数は問題ではないので、いくつでも大丈夫です。
書き出し終わったら次は絞り込み
頭に汗をかくほど考えて書き出したら、次のステップはその理由を絞り込みしていきます。
同じような内容があったり、これは不要だと思う内容を削ったり、文言を修正してください。
最終的にわたしが書き出したのは下記の4つ。このように箇条書きにすると、課題が見えてきた気がします。
- 話が伝わらなかったらどうしよう
- 話が上手にできなかったらどうしよう
- 緊張していると思われたら恥ずかしい
- スピーチが下手だと思われたくない
わたしがスピーチで緊張してしまう4つの理由を自己分析してみた
いよいよ選んだ理由から自分の緊張する傾向を分析してみようと思います。
話が伝わらなかったらどうしよう…の場合
話が伝わらないという心配は聞き手に対して、自分が不安になっていることに気がつきました。
つまりスピーチの内容(原稿)の問題か、話し方問題かになるということでした。つまり
原稿の完成度が高ければ、不安になる要素が減るんじゃね?
いままでのことを考えると、どうせ自分の話なんて・・・という投げやりな気持ちで、スピーチの内容を考えていたかもと反省しました。
やはり少なくとも原稿はどんなスピーチの場合であれ、しっかりと全力で作れば心配ごとは一つ減ると思いました。
話が上手にできなかったらどうしよう…の場合
さきほどの「話が伝わらなかったらどうしよう」につながっており、話し方の問題になっています。
この「上手にできるかどうか」と思ってしまう気持ちが曲者(くせもの)です。
うまく話せるにこしたことはありませんが、上手に話したい気持ちがプレッシャーになって緊張するのであれば、無いほうがいいですから。
なので自分が上手にできていると思うポイントを深掘りして考えてみました。
- 原稿を忘れずに話せる
- 緊張しすぎないで話せる
- 最後まで流暢に話せる
このようなポイントを並べてみてわかったことは、
失敗することを極端に恐れている自分がいる
ということでした。上手にスピーチができるのが当たり前。失敗しないでスピーチできるのが当たり前。それが上手にできないから、どうしようと不安に思っている自分。
つまりスピーチが嫌だと思う原因が、すべて自分目線でしか考えられていなかったということに気がつきました。
そもそもスピーチは何のためにやるのか?原点に帰ってみよう
報告や発表、お祝いなどのスピーチは、そもそも誰に向けてやるのか?何のためにやるのか?を考えてみれば答えがでてきます。
- 誰のため:聞いてくれる(伝えるべき)相手のため
- 何のため:その相手に思いや内容を伝えるため
スピーチをするとなった段階で、自分のことばかり考えてしまっており視野が極端に狭くなっていたことに気がつきました。
まさに、これに気がつかず「嫌だなぁ」とか「憂鬱だなぁ」と自分のことばかり考えてしまうのが、緊張してスピーチが嫌になっている人の根幹なのかもしれません。
自分でなく「相手のために」と考えてスピーチしようと思ったら、人前で話をするのが、また少し楽になった気がしました。
緊張していると思われたら恥ずかしい…の場合
このような恥ずかしい気持ちになるのが、緊張して声や身体が震えてきた場合に、自分が「やばい、震えてきてる!」と気がついた時です。
やば!震えてきてる!バレたくない・・・
この震えを抑えようとするために、さらに緊張が激しくなります(泣)こういう時は無理に抑えない方がよいのですが、そう簡単にはいきません(経験者は語る)
自意識過剰な時は「心の矢印」がどちらに向いているかを確認しよう
このケースも自分のことしか考えられていない「自意識過剰な状況」におちいっています。
わたしの尊敬するプロの講演家である鴨頭嘉人さんは下記のように言われています。
心の矢印を自分ではなく、相手に向けよう!
至言です!緊張しているのが、他の人にバレたくないという気持ちは、自分のことを考えている時に起こります。つまりこころの矢印が自分に向いている時なんです。
その時は自意識が過剰になっているため、こころの矢印を相手に向けようと言ってくれています。
緊張で震えるのを無理やりに抑えることはできないので、そうなる前に心の矢印を相手に向けられれば、この課題は良い方に向かうなと感じました。
スピーチが下手だと思われたくない…の場合
これも自分を良く見せたい、そんな下手な自分は嫌だというような気持ちから生じています。
そんなわたし自身に言ってやりたいことがあります。
格好悪くてもいいじゃない!それが本当のあなた。でもそれが何か?聞いてくれている人に関係ある?
自分よりも相手のことを考えて、どんなことを伝えられるか?を一所懸命に考えた方が生産的で、より多くの人のためになります。
以上が自分のスピーチに対する自己分析でした。ぜひ参考にしてあなたの緊張する理由を考えて、自己分析してみてください。
このような気づきがたくさん得られて、スピーチに対する意欲もわき、こころが軽くなった気がしますw
まとめ:わたしがスピーチで緊張する自己分析結果発表!
- 話が伝わらないのでは? > 原稿の完成度を高くする
- 上手に話せないのでは? > 失敗を極端に恐れている
- 緊張するのがバレるのでは? > 心の矢印を相手に向けよう
- スピーチ下手すぎなのでは? > 下手でもよいと開き直るww
まとめてみたら、その理由がほぼすべて、自分を中心にした感情が原因だということがわかりました。
人前でのスピーチで緊張するのは、自意識がとんでもなく過剰だった結果なんですね(汗)
逆に恥ずかしいです。スピーチが嫌だったり苦手な理由が、ワガママで身勝手な気持ちだったなんて。。。
散々な結果でしたが自己分析はやってよかった
結果としては非常にショックでしたが、やってよかったと思いました。
自己分析をしなければ、緊張する原因を発見することができなかったと思います。
現実はとても残酷ですが、受け入れて前に進みましょう!
スピーチでのあがり症を克服し、自分の想いや、良い話をみんなに届けられるよう頑張っていきましょう!
(^O^)/