【2018年版】1年の計は元旦にあり!あなたはもう「今年の目標」をたてましたか?

【2017年版】1年の計は元旦にあり!あなたはもう「今年の目標」をたてましたか?

こまお

はじめまして。わたくし 某々(ぼーぼー)株式会社 Web担当 こまおと申します。本日より【Webマーケター101】に投稿していきます。まだまだ勉強不足な部分が多々あるかと思いますが、何とぞよろしくお願いします。

「1年の計は元旦にあり」という言葉がありますが、皆さんは2018年の目標は決まりましたでしょうか?もうとっくにやってますという人は離脱してOKですww まだやってなくて興味があるという人は、しばらくお付き合いください!

ウェブ村 部長

あーおほん!いよいよ来年は酉年、我が社にとっても飛躍の年だ。仕事始めの時に全員で2018年の目標を私に報告してください。それでは良いお年を。

会社の上司から年末に宿題を出されていたのですが、実はまだ何も考えられておりません。会社の上司に報告しないとなんですが、どうしよう。。。

こまお

こういうの考えるの苦手なんだよなー。そもそも「1年の計は元旦にあり」という言葉があるけど、誰が言い始めたんだろう?

「1年の計は元旦にあり」という言葉の由来は?

「1年の計は元旦にあり」は誰が言い始めたのでしょうか。せっかくですのでググっていや失礼、ネットで検索してみました。

由来の候補①中国の古い書物「月令広義」説

諸説あるようですが、有力な由来の候補の1つはこの「月令広義(げつりょうこうぎ)」という中国の古い書物が由来とのことです。「月令広義」は中国で1573〜1620年の万暦という時代に、明代の官僚であり学者でもあった馮應京(ひょうおうきょう)という人物が著したと言われています。

本の内容としては、伝統的な年中行事・儀式・しきたりなどを解説した本で、中国の民間伝承を研究するうえでの貴重な資料となっているようです。

参考サイト:月令広義 by Wikipedia

こまお

日本の昔話の花咲か爺さんや七夕の織姫と彦星の話の元になっている説話の出典もあるとは。。。中国古典のスゴイ本なんだなー

「月令広義」の歳令「四計」より

4つの計だから「四計」なんですね。計とはやはり計画や目標と言い換えられそうです。

  • 一日之計在晨 → 一日の計は晨(朝・明日)にあり
  • 一年之計在春 → 一年の計は春(新年・元旦)にあり
  • 一生之計在勤 → 一生の計は勤(努力すること)で決まり
  • 一家之計在身 → 一家の計は主人(自分の)生き方で決まる

1年だけでなく1日から1生、1家まであるなんて、すごく意味深いと思いました。

由来の候補②「三本の矢」の逸話で有名な毛利元就説

もう一つは日本の有名な武将の言葉のようです。毛利元就という名前は、歴史が苦手な人でも1度は聞いたことがあると思います。室町後期から戦国時代の戦国大名の1人で、用意周到な智将・策略家として有名な人物です。

参考サイト:毛利元就 by Wikipedia

父親が息子へ書いた手紙より

父の毛利元就が、長男の毛利隆元へ書いた手紙に下記のような1節があったようです。

  • 一年の計は春にあり、→ いち年の計画は年の初めに、
  • 一月の計は朔にあり、→ ひと月の計画は月初めに、
  • 一日の計は鶏鳴にあり → いち日の計画は早朝に立てなさい

ちなみに、春は「年初め」朔は「月初」鶏鳴は「一番鶏が鳴く早朝」のことのようです。

参考サイト:知って得する!お役立ちCLIP

何ごとも初めが肝心ということを息子に伝えたかったのでしょうね。そのような点で非常に参考になります。毛利元就が自分の上司になったらすごく怖そうだなー。。。

毛利元就は元三の儀式を大切にしていました。元三とは、年・月・日の三つのはじめ(元)という意味です。後には正月三が日の意味にも使われるようになりました。

「この元三の儀式をおろそかにするようではだめである。」と言ったそうです。何事も最初が肝心である、ということを意味しているようです。年の初めに一年の事をじっくり考えると良いという解釈もあるようです。

2つの話は非常に似ています。個人的には毛利元就の方が、シンプルで3段落ちのような文体なので、非常にわかりやすいと思いました。

以上をふまえて1年の計<目標>をたてるためには?

こまお

なるほど。1年の目標をたてるというのはすごく大事なことだな〜。さすがWeb村 部長、真剣に考えないと…

それでは言葉の由来がざっくりとわかったところで、本来の目的である2017年の目標をたてるにはどうしたら良いのでしょうか。

そもそも目標をたてるには、何が必要なのでしょうか?自分のやりたいことが明確なら簡単ですが、そうでない場合は非常に苦労します。

こまお

…あれっ。。。ぜんぜん目標が出てこない、、、自分は結局何がやりたいんだっけ?超イケてるWeb担当になる!なんて報告しようものなら、絶対にWeb村 部長に怒らるよな〜

目標が出てこない人は自分の過去を振り返ってみよう

明確にやりたいことがなかったり、目標がない場合はどうすればよいのでしょう?いきなり目標をたてなさいと言われても、切り口が大きすぎるので非常に難しい課題になってしまいます。

過去を振り返ってみる

そんな人は自分の過去(たとえば去年)を振り返ってみてください。ノートを用意して、過去にあったこと(失敗や成功)を書き出していきます。次に書き出した内容を反省します。その反省を目標にすれば簡易的に目標がたてられます。

  1. 過去の失敗や成功を書き出す
  2. 書き出した内容を元に反省する
  3. その反省や改善を目標にする

どうですか?出来るような気になってきませんか。過去を振り返って、反省して、目標にする。3ステップで完成します。

反省を目標にする

こまお

そうか!反省を目標にすれば自分にもできる。たくさん失敗したから目標もたくさんできちゃうな〜(苦笑)
こまおの振り返りと反省<目標>
  • 事前に防げる細かいミスが多かった → ミスを減らす
  • タスク管理が全く出来ていなかった → タスク管理をしっかり行う
  • 事前の段取りがなくバタバタした → 段取りよく業務をする
  • 成果につながる提案が少なかった → 月に1回以上は提案する

早速できたじゃないですか。目標は人それぞれですから、上記のようにザックリでも大丈夫。やること・行動することが大事です。やらない人よりも1歩も2歩も進みました。

目標たてるということは仕事のPDCA

振り返りや反省、目標をたててきましたが、これってビジネスシーンによく出てくるシーンではありませんか?そうです、よく言われる「PDCA」に似ていませんか?

「PDCA」って何だっけ?という方はこちらの検索結果からチェックしてみてください。
検索結果:PDCAサイクルとは by Google

  • P → Plan <計画をたてる>
  • D → Do <実行する>
  • C → Check<評価する>
  • A → Action<改善する>

順番は違いますが、こまおがしてきたことは上記の「C」つまりチェック(自分の過去を振り返る)から始まりました。

そして次は反省をして「A」アクション。そこから「P」プランで計画(目標)をたてました。

あとは「D」のドゥで実行あるのみです。

「1年の計は元旦にあり」というのはPDCAの1年バージョンだったんだと思うと、先ほどの毛利元就の話を含め、なんてロマンチックなんだと思ったのは私だけでしょうかww

そう思いながら、あなたも2017年の計<目標>をたててみてはいかがでしょうか?

【こまお版】2017年 今年の目標

最初は悩んでいたこまおですが、どうにか目標がたてられ部長に報告ができそうです。

どんな目標をたてたのか、見せてもらいましょう。

こまお

ウェブ村部長!今年の目標を提出します。よろしくおねがいします!
    2017年の目標!こまお
  1. 個人的なミスを少なくして、チームに迷惑をかけない
  2. タスク管理をしっかり行い、ヌケやモレを無くす
  3. 段取りは事前にキチンと調査して、タスクにまで落とし込む
  4. 精度の高い提案を月に1つ必ず提案していく

こまお

ウェブ村部長!今年の目標を提出します。よろしくおねがいします!

ウェブ村 部長

おーこまおくん、レポートの提出か。どれ見てやろう。ふむふむ。うん、いいんじゃないかな。最後の提案は私にも毎月共有してくれよ。

こまお

はい。ありがとうございました。(ほぉ〜、よかった〜)

今回のまとめ

上司の宿題からちょっと悩んでましたが、視点を変えたら結構すんなりと自分で答えを導き出すことができましたね。

今年1年の目標をたてるための3つの方法

目標のたて方がわからない人は、まずこの3つを試してみよう。
  1. 過去のことを振り返ってみる
  2. 振り返った内容を反省する
  3. その反省を目標にする

以上です。目標のたて方を、お伝えしてきました。どうだったでしょうか?
参考になったという人は離脱してよしっww ありがとうございました。

ウェブ村 部長

あっ!このレポートは先月の締め切りじゃないか。こまおのやつめ。うっかり受け取っちゃたよ…