“「お客様は神様です」は誤解だった!その言葉の真意とは?”と題してお伝えしていきます!
「お客様は神様です」というキャッチフレーズを聞いたことがあるでしょうか。
このコピーを言っていた三波春夫さんという歌手がいました。それ誰?と思った方は若い世代の方ですね。世代がわかってしまうジェネレーションキーワードかもしれません(泣)
今回はこの「お客様は神様です」という言葉が誤解して使われているというお話をしていきます。
「お客様は神様です」という言葉が誤解されて伝わっている
前回「お客様」「顧客」「消費者」という言葉の定義をしました。詳細はこちらをご確認ください。
三波春夫さんをご存知ですか?
三波春夫さんと言えば、昭和時代の有名な歌い手で、まさに昭和を代表する演歌歌手です。
コブシの効いた歌と笑顔、そしてオーラのような何かすごいものをまとっていたイメージの芸能人だったと記憶しています。その認知度合いでは世代がわかってしまいますね(苦笑)
「お客様は神様です」というキャッチフレーズ
また「お客様は神様です」というキャッチコピーはあまりにも有名です。Wikipediaで確認すると、、、
いつも絶やさぬ朗らかな笑顔と浪曲で鍛えた美声で知られ、歌謡曲の衣装に初めて和服を使用した男性歌手でもある。
自らの芸と観客に対する真摯な姿勢は、あまりに有名な「お客様は神様です」のフレーズを生む基盤ともなった。
三波春夫さんの真意
「お客様は神様です」と言っていた三波春夫さんの、伝えたかった真意とは何だったのでしょうか。
三波春夫オフィシャルサイトからの説明
三波春夫さんのその言葉には、三波クリエイツという会社が運用しているオフィシャルサイトの説明があります。
歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って澄み切った心にならなければ完璧な藝をお見せすることはできないと思っております。
ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです
参考:三波春夫オフィシャルサイト「お客様は神様です」について
次元が違った(高い)視点だなと感じました。1人の歌手のお客様に対する真摯な姿勢を強く感じました。
自分も誤った解釈をしていたと思います。神様だから尊重しないと駄目だ的な感じでしたから。。。
ぜひオフィシャルサイトをご確認いただき、その言葉の意味を確認してみてください。
- 三波春夫オフィシャルサイト「お客様は神様です」について
「お客様は神様です」の誤解
問題のポイントはどこなのでしょうか。その言葉が独り歩きして、勘違いされて使われている言葉ということです。自分に都合よく解釈、つまり悪用している人がいるようです。
自分もその1人でした(反省)
勝手に自己解釈して使っている人達
よく聞く話としてはクレームを言う場合、理不尽な要求をする時に、この「お客様は神様です」という言葉が都合よく使われがちです。
これでは売り手側(販売者)は、何でも買い手側(購入者)の言うことを聞かなければいけなくなります。あまりにも行き過ぎた要求は悪質クレームとも言われます。
こんな時に出てくる「お客様は神様です」は気をつけよう
- 外食や小売店でお客様が理不尽な要求をしている時
- 会社の上司が朝礼や会議などの話の中で使っている時
このようなケースでは自分を神様だぞ!と言って要求をのませようとしています。上司が言う場合は、思考停止のマジックワードです。
危険ですので注意しましょう。・・・と言われても難しいですね。。。
まとめ:「お客様は神様です」という言葉について
「お客様は神様です」というたった8文字の言葉ですが、これだけの誤解による影響があるというのは驚きでした。
反省:言葉は、その意味を正確に知ってから使うべし
言葉というのは、その意味合いが大事です。受け取る人が間違って解釈してしまいます。適当に使っては駄目ということがよくわかりました。(もちろん適当に使っているつもりはありませんが。。。)
最後に
今回は有名な演歌歌手 三波春夫さんの「お客様は神様です」というキャッチフレーズの言葉の誤解をお伝えしてきました。
よかった、勉強になった、面白かったという人は離脱してよしっww ありがとうございました!