アドリブ能力が絶対的に皆無なこまおです!
人は無(ゼロ)から有(イチ)を作り出すことは、非常に難しいと言われています。※天才をのぞくw
スピーチにも同様で、ネタや原稿があるに越したことはありません。ましてや完成度の高い原稿があれば、それを読み上げるだけと思えば気持ちが楽になってきませんか?
今回はネタ集めやネタ作りのコツをお伝えしていきます。
スピーチは原稿が命!完成度は高ければ高いほどOKな理由
スピーチは原稿があれば大丈夫です。単純に考えれば、できあがった原稿を人前で読むだけですから。
上記はスピーチの途中で過呼吸、息があがってしまった体験談です。
完成度をあげることで原稿があるから大丈夫!と自分自身を安心させることができます。
原稿の完成度はどれくらいが良いのか?
原稿(話す内容)の事前準備は「これで大丈夫!」と思えるくらいにやりましょう。もちろん完成度は高いほどOK。実際におこなうスピーチの内容に近いほどよいです。
だってスピーチする時の自信につながりますから!
実はそうなんですよね。。。原稿はあるに越したことはないですが、そうそう完成度が高いものは作れません。
完璧な原稿までとは全然いかなくとも、ネタ集めやネタ作りならできるっしょ!ということに今回の主題があります。
日頃からネタ集めやネタ作りをしておく必要性とは?
もちろん事前準備の時間がない場合もあるかと思います。それでもうダメだぁ〜と思うのは本末転倒。
やはり日頃から「これは使えるな!」とか「いいね〜」と思ったネタを準備しておくといざという時のスピーチに役立ちます。
えっ?それってかなり大変じゃない!
と思ったあなた、いきなり指名され「後5分後に話をして」と言われたらどうします?
はぁ!?それだったらネタ作りの意味ないじゃん!
まさに、おっしゃる通りです。それでもたまたま集めていたネタのおかげで、最後以外は問題なかったんですよ!くやし〜w
その時のスピーチはこちらを参照ください。
こんな人になりたくない!と思ったらネタ集めしていきましょうww
スピーチのためのネタ集めやネタ作りのコツ
ネタはそこらかしこに落ちています。拾うか拾えないかは、あなたのアンテナの張り具合(感度)に関わっています。
このアンテナの張り具合や感度で、受け取り方や発信力が変わってくるため、スピーチの内容に大きく影響してきます。
ふだんの日常からネタ集めを意識して生活してみよう
実はスピーチのネタはそこらかしこに落ちています。これで2回目ですが、ネタとして拾えるか・拾えないかはあなた次第なんです。
ネタ集めをするぞ!と意識することからスタート
ネタが拾えるだろうか?と難しく考える必要はまったくありません。ネタ集めをしよう!と最初にあなたが意識することが大事です。
スピーチのネタは仕事場だけにあるものではない
スピーチのネタなので、どうしても仕事場だけとか、スピーチに関連する世界だけで考えてしまいがちです。
もっと視野を拡げてみてください。通勤や通学時でも、お買い物をしている時でも、趣味でやっていることでも問題ありません。
要はネタ集めは何でもOK
ということはどんな物事でも、ネタ集めには限定がないということです。
あなたの心が動いたことをスピーチのネタにしよう
ネタは何でもOKと言いつつ、実は何でもOKというのが一番困ったりします。
もちろんプロの講演家や芸人なら、日常のつまらないことでも、目からウロコ的な話にしたり、抱腹絶倒な面白い話にできるでしょう。
われわれは素人で、しかも緊張&あがり症な側面を持つナイープな人種ですw
ではどうすれば良いか?経験上、自分の心が動いたことがネタになりやすいです。たとえば
- 感心したこと
- 感動したこと
- 理解したこと
- 驚いたこと
- 反省したこと
というようなことです。自分の心が揺れ動くことって、日常生活にあふれていると思います。
いつも行くコンビニの店員さんの接客に感心したとか、サッカーの日本代表の試合に感動したとか、子供から言われて反省したなどなど。
実際に体験して心が揺れる経験ができたというのは、立派なスピーチのネタになります。
以上のような意識的にネタ集めをすることで、ネタ(素材)が着実にに増えてきます。
あっ!この体験はネタになるな〜とアンテナの感度もどんどんあがってきます。
次はスピーチのためのネタ作りをしていこう
ネタが集まったはいいけど、そのネタをどうすればいいのか?という段階です。
あくまでもネタというのは経験という素材でしかありません。その素材をどう調理していくかがスピーチのポイントです。
そもそもネタ作りとはなんぞや?
ネタ集めはネタを集めることだけど、ネタ作りっていったい何?と思いませんか?
ネタ作りとは、集めたネタ(素材)をあなた独自の視点のエピソードにすることだと考えています。
エピソードなんて言葉が出てくると「うわ~」となってしまうかもしれませんが、そこまで難しく考えなくても大丈夫です。
エピソードとは「体験談」だと考えてくれればOKです!
- ネタ集め:経験や体験(素材)を集めること
- ネタ作り:集めた素材を自分独自のエピソードにすること
これがスピーチの核心・醍醐味なのでは?と緊張&あがり症のくせに、生意気にも思ったりしています。
グレートプレゼンターについては下記のリンクを参照ください。これはYouTube講演家の鴨頭嘉人さんの動画です。やはりプロの話は感動します(泣)
心が動いたネタをエピソード化するには?
それでは集めたネタ(素材)を自分のエピソード(体験談)にするというのは、どのようにすればよいのでしょうか?
単に体験談を語ってもただの報告になってしまうので要注意
たとえば!うんこを踏んでしまった経験をネタにしたとします(失礼)。単に
うんこを踏んでしまいました!臭くて本当につらかったです(泣)
で終わってしまうと、ただのつまらない体験報告になってしまい、スピーチで無くなってしまいます。
聞き手のことを考えても「何が言いたかったの?」となんのプレゼントにもなりません。
ここは勘違いしている人もいる(わたしは最初そうでした!)ので注意しましょう。
エピソード化するには「自分の気づき」がもっとも重要
ネタを単なる体験談に終わらせず、自分独自の視点によるエピソードにするにはどうしたら、良いのでしょうか?
ポイントは下記の3つです。
ポイント1:うんこを踏んであなたは何を考えて、どのように行動したか?
ポイント2:うんこを踏んだあなたは結果的にどのような気づきを得られたか?
ポイント3:その気づきは聞き手にとってふさわしいプレゼントか?
というフィルターをかけて出てきたものが、スピーチにふさわしい体験談(エピソード)となります。
- その体験をした時にあなたはどう考え・行動したのか?
- その体験をした時に得られた気づきは何か?
- その気づきは聞き手へのプレゼントになっているか?
ポイント1は体験談です。その体験談をエピソードに昇華しているのが、体験したときにわかった「気づき」なんです。
聞き手にとっての何よりのプレゼントはあなたの気づき!
もちろんそのプレゼントが響かない人も中にはいるかもしれません。でも中には必ず響いている人がかならずいますから、ポジティブに受け止めていきましょう。
あなたのネタのアンテナをポジティブにしていこう
そのアンテナはポジティブであればあるほど、良いネタが楽に拾えるようになります。
ポジティブなアンテナっていったい何なの?
ということですが、たとえばよくある例をお話します。靴の営業マンが靴を履かない習慣の村に行った時のお話。
とある部族の村に行った靴の営業マンが2人。その村には靴を履いている村人が1人もいませんでした。営業マン2人の反応は、それぞれまったく違うものでした。
- 営業マンA:やった!この村は靴が売れるぞ。だって誰一人靴を履いていないんだもの。
- 営業マンB:駄目だ!この村で靴は売れない。だって誰一人靴を履いていないんだもの。
2人の営業マンは理由が同じです。なのに考えた結果が正反対というのは、面白くないですか?
営業マンA:ポジティブなアンテナを張っている人
営業マンAのように感じる人は、何事もポジティブに捉えられる人です。心も行動も前向きなので、非常に良いネタが集まってきます。
また良いネタがあれば、良い形で自分のスピーチに活かすことができる人です。
営業マンB:ネガティブなアンテナを張っている人
営業マンBのように感じる人は、物事をネガティブに捉えてしまいがちです。
ここで一番困るのは、ネガティブだとネタを拾いづらくなるということです。前向きでないため、自分ごととして受け取れないからでしょう。
もちろん発信やスピーチも、ネガティブなものになりがちなので注意が必要です。
ネガティブをポジティブに変えるには?
ちょっとしたコツがあるんです。下記の内容を意識すればポジティブにモノゴトを受け取れます。
- 出来事をすべてチャンスだと考える
この考え方を意識するだけで、かなりポジティブさが変わってきます。
要はどんな事でも笑って受け入れれば、ポジティブ思考になることができます。
雨が降っても「やった〜、雨で嬉しい!」と思えるようになったらポジティブの達人ですw
うんこを踏んだ経験をネタ作りしてみました(ほぼ原稿になっちゃった)
うんこネタで恐縮です(汗)参考にならないと思いますが、自分なりの方法論を参考にしてネタ(原稿)作りしてみました。
昨日の件ですが、朝の通勤途中でうんこを踏んでしまいました。踏んではしまいましたが、固かったのかそれほど靴にもついてませんでした。
ちょっとラッキーかも!と思いつつ、カバンにあったウェットティッシュで靴を拭きました。またうんこは次に歩いてくる人が踏んだら可愛そうだなと思い
手持ちの小さいビニール袋があったので、靴を拭いたウェットティッシュとうんこをビニール袋にいれ厳重にしばり、会社に向かいました。
朝からうんこを踏むなんて、絶対にネガティブな感情になる流れでしたが、前向きにラッキーと思えたことや人のためになることをして、ポジティブな気分になれた1日となりました。
これから色々なことが未来で待ち構えていると思いますが、前向きにモノゴトを受け止め、行動していけば道は開かれると思いました。
まとめ:ネタ集めとネタ作りはすべて聞き手へのプレゼント
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
たいそうな記事を書きましたが、いまだもってスピーチはあがります。ただこのように考えを整理整頓して、本番に望みたいと思っています。
今までの自分のスピーチは自分勝手でした。本当にスピーチを聞いてくれる相手のことを考えれば、中途半端なスピーチはできないはずなんですよね。。。
この記事を要約すると下記のような内容になりました。
- 原稿は完成度をできるかぎり高くしよう
- そのためのネタ集めやネタ作りは日頃からやる
- ネタ集めは感度よくポジティブにいこう
- ネタ作りはあなたの気づきがもっとも重要
- 聞き手へのプレゼントになってるかチェック
こんなあがり症のわたしが実行しているネタ集めやネタ作りの記事でした。少しづつでもスピーチ力が進化していければと考えています。
(^O^)/