「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉はご存知でしょうか?相手と自分の状況を正しく把握すれば、何度戦っても勝つ!という意味で捉えています(汗)
「孫子」とは、紀元前500年頃の中国・春秋時代に活躍したとされる軍事思想家「孫武(そんぶ)」が書いた軍事戦略の本です。
参考サイト:TRANS.biz
家電製品アドバイザー試験でも同じことが言え、過去問対策はその敵(家電製品アドバイザー試験)の状況を知ったうえでの傾向と対策でした。
今回は過去問を一通り解いてみて、試験問題の内容や選択肢に特徴があることがわかりました。
- 試験問題には一定のパターンがある
- 解法に役立つちょっとしたコツ
ペーパー二級建築士でもあるわたしが、試験問題パターンや解法のコツを記事にしました。
暇なんか〜い!時間があったら過去問解いてろ〜
■━⊂( ・∀・) 彡 ガッ☆`Д´)ノ
ぜひ参考にして試験に臨んでみてくださいw
家電製品アドバイザーの試験問題パターンとは?
1年間に2回あって1回ごとの試験に日曜と水曜でわかれるため、合計4回の試験がある家電製品アドバイザー。
その1年間の過去問(全部で4回分)を見た限りではありますが、本当に過去問って大事ですよね。。。ありがとう過去問集
問題で問われる内容は下記の4パターンに分かれます。
- 5つの選択肢の正誤をすべて答えるパターン
- 誤ったものの組み合わせを答えるパターン
- 空欄に適切なものを語群から選ぶパターン
- 4つの選択肢から1つだけ正誤を答えるパターン
1:5つの選択肢の正誤をすべて答えるパターン
内容としては下記のような問題を指しています。
- 問題:次は◯◯(例えばエアコンとかパソコン)および関連する事柄について述べたものである。
(ア)〜(オ)につい正しいものは①、誤っているものは②をマークしなさい。
この選択肢の正誤をすべて解答させるパターンは、資格試験の中でもかなり珍しいのではと思います。
この場合の配点は1つの選択肢につき2点。5肢すべて正解で10点となります。
ほかの問題パターンは間違えたら0点になってしまいますが、このパターンは1問につき5個あるため、4つ間違えても1つ正解なら2点もらえます。
解法のコツ:5つの選択肢の正誤をすべて答えるパターンの場合
すべての選択肢の正誤を判断しなければならないため、時間がその分かかります。また一つ一つを解答しなければならないため、けっこう大変。
また①と②を解答用紙にマークしていくので、正誤を①②に変換しないといけません。その変換を間違えたりするとケアレスミスになるので、気をつけたいポイントです。
正誤チェックのケアレスミスを防ぐ方法
最初に選択肢の正誤を「◯」「☓」のみでチェックします。
- 選択肢が正しい場合は、選択肢の近くに「◯」を記入
- 選択肢が誤りの場合は、選択肢の近くに「☓」を記入
その次は最終的に確定した「◯」「☓」のとなりに、①②を記入していきます。
- 選択肢が「◯」のとなりに「①」を記入
- 選択肢が「☓」のとなりに「②」を記入
2:誤ったものの組み合わせを答えるパターン
さきほどの5つの正誤を解答するよりも、こちらのパターンは多少気が楽になるのは気のせいでしょうかw 難易度が少し下がる気がします(気のせいです)
問題パターンとしての表現は下記の赤文字がほとんどです。
- 問題:次は◯◯(例えばエアコンとかパソコン)および関連する事柄について述べたものである。
組み合わせ①〜④のう誤っているものの組み合わせを1つ選び、その番号をマークしなさい。
この問題パターンは選択肢がからなず5つあり、選択肢の最初には、かならず(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)が割り振られています。
そして組み合わせとしては下記のように4つから選びます。
- 【組み合わせ】
- (ア)と(ウ)
- (イ)と(オ)
- (ウ)と(エ)
- (エ)と(イ)
解法のコツ:誤ったものの組み合わせを答えるパターンの場合
選択肢にあきらかに誤ったものがわかる場合は、ラッキーです。その間違っている、組み合わせだけに絞って考えればいいからです。
たとえば上記の組み合わせで(ウ)が確定的に間違っていたとすれば、(ウ)の組み合わせにあるのは(ア)と(エ)です。
なので残りの(ア)と(エ)のみの正誤を検討するだけで時短にもなります。
ただし、絶対的な自信がなければ、諸刃の剣にもなるので要注意です!
本来は正しいのに誤っていると判断してしまうと、答えそのものが破綻して間違ってしまいます。
できれば残りの問題も答え合わせのつもりで、正誤を検討してから解答しましょう。
3:空欄に適切なものを語群から選ぶパターン
この問題パターンは各分野につき、2題ほどしか出題はありません。が答えるのが一番面倒な問題パターンです。
- 問題:次は◯◯(例えばエアコンとかパソコン)および関連する事柄について述べたものである。
(ア)〜(オ)に最も適切なものを、語群①〜⑩から選び、その番号をマークしなさい。
語群が①から⑩まで並べられているのですが、迷わせるのが目的なのか、空欄に入る答えに近い(というか迷う)選択肢がかならず2つあります。
空欄に対して選択肢がかならず、1対になっているという言い方が正しいかもしれません。たとえば下記のような例です。
- 「第1種換気」と「第2種換気」
- 「居間」と「寝室」
- 「1.5M」と「60cm」
ちょっと問題がわからないと、何を言っているのかわからないと思いますが(汗)2つの言葉は非常に似ているキーワードです。数値が多少違ったり、場所が違ったりしています。
解法のコツ:空欄に適切なものを語群から選ぶパターンの場合
語群は10個ありますが、上記でお伝えしたように、ある程度グループ化されています。的外れなキーワードはありませんし、意味合いがその言葉だけ違ってポツンと1つだけあるという語群もありません。
その問題に対して語群のグルーピングができれば、それほど難しい問題パターンではありません。
4:4つの選択肢の中から1つだけ正誤を答えるパターン
1つだけ正誤を答えるこの問題パターンが、わたしにはなぜか一番気が楽で、大好きですw
この問題はなぜかかならず選択肢が①から④までの4択です。確認する選択肢もほかのパターンと比較すると少ないです。
- 問題:次は◯◯(例えばエアコンとかパソコン)および関連する事柄について述べたものである。
①〜④のうち誤っているものを1つ選び、その番号をマークしなさい。
4つの選択肢の中から、誤っているもの(もしくは正しいもの)が1つあるわけで、それ以外は正しい(もしくは誤っている)選択肢になるわけです。
解答のコツ:4つの選択肢の中から1つだけ正誤を答えるパターンの場合
選択肢の一番上から正誤を検討していってください。
ただし正誤を迷った場合は、迷っている印「?」をつけます。深く正誤の判断に悩まないのがポイントです。
たとえば問題が誤ったものを選ぶ場合、正誤がわからない選択肢があっても、進んでいけば誤った選択肢が出てくる可能性があります。
もしくはその不明な選択肢以外はすべて「正しい選択肢」と判断したなら、正誤が不明な選択肢が答えの可能性が高いと判断できます。
たしかに。。。その時は、すべての選択肢を見直しです。その際には読んでみて、かならず怪しい部分、ひっかかる部分が解答だったりします。
自分の判断が絶対的に正しいと考えない
という姿勢が、試験問題を説くにあたり重要なのかもしれません。
まとめ:問題パターンを見極め効率よく問題を解いていこう
大きく分けると家電製品アドバイザーの問題パターンは下記の4つでした。
- 5つの選択肢の正誤をすべて答えるパターン
- 誤ったものの組み合わせを答えるパターン
- 空欄に適切なものを語群から選ぶパターン
- 4つの選択肢から1つだけ正誤を答えるパターン
わたしがお伝えしたコツも、自分だけの勝手なものです。過去問を解いて自分の解法のコツをつかんでください。
それでは家電製品アドバイザー試験まで、あと少しです!1問でも多く過去問を回して試験に臨みましょう!
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