ありがとうの言葉の意味が深すぎて涙!その語源・由来を知って人生を幸せ&豊かに生きよう

ありがとうの言葉の意味が深すぎて涙!その語源・由来を知って人生を幸せ&豊かに生きよう

あなたは「ありがとう」という言葉の本当の意味や語源・由来をご存知ですか?

知っていた人は素晴らしい人!わたしは半世紀近くまで生きてきたのに、まったく知りませんでした(汗)

知らなかった人には「おめでとうございます」と心からお伝えしたい!

なぜなら!今まで知らなかったとしても、この機会に「ありがとう」の意味を知ることができるからです。

これから意味を知って「ありがとう」を使うことによって、あなたやそのまわりの人が幸せになります!

逆に知らないことで人生を損していると言っても過言ではありません。この記事を読めば下記のことがわかります。

こまお

  • ありがとうの語源や由来とは?
  • ありがとうの本当の意味って?
  • ありがとうは本当に素晴らしい言葉

わたしは「ありがとう」の言葉の意味をはじめて知ったとき、ものすごく感動しました。

今まで当たり前に使っていたけど、その奥深い意味を知らずに生きてきたんだなと。また今知って本当に良かったなと。

そして人間として生きてきて、本当に良かったなと思いました。生きているとすぐに忘れてしまうので、その時はまた記事を読み返しますw

「ありがとう」の語源や由来は仏教にあった

「ありがとう」の語源や由来は仏教にあったイメージ画像

「ありがとう」という言葉を普段から何気なく使って40数年のこまおです!

まったく知りませんでした。「ありがとう」の語源や由来が「仏教」から来ていたなんて・・・

こまお

どんな語源や由来があるんだろうと興味津々です!

仏教というと「宗教」であったり、「お釈迦さま」という言葉がイメージされます。まさに「ありがとう」の語源は「お釈迦さま」のお言葉だったようです。

ここで語源と由来の違いをチェック
  • 語源とは:言葉が使われるようになった元々の意味
  • 由来とは:発端から現在にいたるまでの経緯や歴史

ありがとうの語源はお釈迦さまの『盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ』にあり

ありがとうの語源はお釈迦さまの『盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ』にあり

時は超むかし・・・お釈迦さまが弟子である阿難に問いかけたことから始まります。少し人間味あふれる口調にしていますw

お釈迦さま
阿難よ、教えてほしい。人間に生まれたことを、どう思っているのか。


阿難
はい。それはもう大変に喜んでおります!


お釈迦さま
ふふ。では阿難よ。その喜びはどれくらいか教えてほしい。


阿難
えっ!? どれくらいと申されましても・・・


お釈迦さま
ふふふ。わからないであろう。

では、阿難よ。人に生まれるということが、どれほど有り難い(ありがたい)ことなのか。


たとえをもって、そなたに教えよう。

そのようにおっしゃられ、阿難にお話しされたのが「盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ」です。

お釈迦さま
果てしなくひろがる大海原を思い浮かべてみなさい。


海の底深くに、目の見えない一匹の亀(盲亀:もうき)がいる。目の見えない亀は100年に一度だけ、海面に顔を出すという。


その一方、大海原には一本の丸太が浮いていて(浮木:ふぼく)、その丸太の真ん中には拳ほどの大きさの穴が空いている。


丸太は波のまにまに、風のまにまに、波間をただよっていると想像してみなさい。


阿難よ、ここでお前に問いたい。


この目の見えない亀が100年に一度浮かび上がったとき、丸太の穴にひょいと頭を入れることがあるだろうか。

この問いかけに、弟子の阿難もびっくりしてしまいます。それはそうですよね、想像しただけでも(確率的に)難しいと思っちゃいました。

阿難
えぇ!?そのようなことは、ちょっと考えられないことでございます!

この阿難の返答にお釈迦さまは、さらに続けます。

お釈迦さま
阿難よ。ぜったい無い!と言い切れるか。

阿難
何億年☓何億年、何兆年☓何兆年の間には、ひょっと頭を入れることがあるかもしれません。


ですが、それは無いと言うのと同じくらい難しいことだと考えます。

阿難の返答もスケールが大きいですね。。。

お釈迦さま
ふふっ。ところが阿難よ。


人間に生を受けるということは、この目の見えない亀が、丸太ん棒の穴にひょいと頭を入れることが有るよりも、難しいことなんだ。


有り難いことなのだよ

これがお釈迦さまと阿難の会話で『盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ』と伝えられているものです。

こまお

これが「ありがとう」の語源と言われているお話なんです、、、このお話の続きも(あれば)聞きたいです。

人間に生を受けるのはとても「有り難いこと」のようです。お釈迦さまは阿難に何を伝えたかったのでしょうか?

「ありがとう」の語源「有り難い」の意味とは?

お釈迦さまが言った「有り難いこと」とはどのような意味が込められていたのでしょうか。

お釈迦さまが伝えたかったのは人間に生まれてきたことの無上の喜び

お釈迦さまの言われた「有り難い(ありがたい)」とは、字だけで見ると「有ることが難しい」という意味で

  • 滅多にない
  • めずらしい

といったような、確率的にも非常に少なく希少価値が高いことを指しています。つまり

人間に生まれるということは、とても有り難い(滅多にない)ことで、喜ばしいこと

なのだと。

人間は地球上の生物において、どれくらい珍しく・滅多に無いものなのか?

人間は生物の総数において、どれくらいの割合を占めている生き物なのでしょうか?

現時点で地球上の人間は77億人いると言われています。地球上の生物と言われる(分類される)生き物はどれくらいの数がいるのでしょうか?

研究結果から、人類が果たすべき生態学的役割を示すことができます。総数という点では、人間の総数は地球の総生物量の0.01%にすぎず、誤差として無視できるほど僅かです。

参考サイト:2019 世界経済フォーラム

世界経済フォーラムで書かれている、人間の総数が地球の総生物量の0.01%だとすると。。。77億を0.01%で計算して

「770,000,000,000,000」という数値が出てきました。

770兆〜〜〜

こまお

根本的な考え方や計算式が間違っていたらごめんなさい。。。

地球上には多くの生命体が存在します。動物から植物、昆虫、微生物などなど。

770兆もの生物と同じ地球に生息しているわけで。数値が大きすぎて現実味はありませんが、ものすごい確率というのはわかります。

1 / 770兆の確率で人間に生まれたってこと?

根本的な考え方が違っていたらすみません。。。

あの絶対に当たらないと言われている、1等数億円の宝くじの当選確率が1 / 1000万ですから、さらに見えないくらいの上をいっている数値です。

こまお

もしかするとゴ●ブリに生まれていたかも・・・

微生物を入れたらこの数値よりも、とんでもない天文学的な数値になってしまうようです。

人間って我が物顔で地球にいるけど、生物界の中では本当に微々たる存在というのが理解できました(汗)

それでも人は生きるうちに、その有り難みを忘れてしまう生き物

人は人ゆえに、悩み、苦しみます。生きれば生きるほど、悲しみや苦しみが積み重なってくると言ってもいいくらいです。

生きていくことの苦しさから「なぜ生まれてきてしまったのか?」と自分を責め、いっぽうで「なんでこんなわたしを生んだのか?」と親に責任転嫁して恨むことさえあります。

いつの間にか、人間に生まれてきた喜びを忘れ、日々を生きていくようになります。

こまお

・・・反省しきりです。

お釈迦さまが伝えたかったのは、

人間に生まれてきたこと自体が、この上ない無上の喜びであり、幸せなことなのだ

ということだと理解しました。
MEMO
  • 「無上」の意味:この上ないこと
  • 「喜び」の意味:幸せな気持ち

こまお

意味が丸かぶりしてる解釈ですけどw

人間は忘れてしまう生き物です。わたしも例にもれず、すぐに忘れてしまうでしょう(汗)

それでも、お釈迦さまの言葉(もしくはこの記事)を思い出して、原点に帰りたいと思います。

「有り難い」が「ありがとう」になった経緯(由来)

「有り難い」が「ありがとう」になった経緯(由来)

ありがとうの語源はわかりましたが、まだ疑問が残ります。それは

「ありがたい」はどのように「ありがとう」になったのか?

ということです。言葉は近しいのですが、非常に不思議です。ググってみたらこのような記述がありました。

ありがとうは、日本語で感謝を表す時に用いられる。 「めったにない」「めずらしい」を意味する「有り難し」という言葉が語源である。

「ありがとう」は有難しの連用形「有り難く(ありがたく)」がウ音便化したものである。 また仏教語であったとも言われ、『法句経』にある生命の驚きと感動を伝える言葉が、時代と共に感謝を表す言葉となったとも言われている。

参考サイト:ウィキペディア

「有り難し」の連用形「有り難く」が、ウ音便化されたものが「ありがとう」だったんんですね。

こまお

おぉ〜なるほど!

有り難く

ありがたくぅ

ありがたくぅ〜

ありがとぅ〜

ありがとう〜

ありがとう!

という感じでしょうかw たしかにわかる気がします。

「ありがとう」の言葉の本当の意味を自分で考えてみた

「ありがとう」の言葉の本当の意味を自分で考えてみた

語源や由来はわかったけど、この時点でまだ「ありがとう」の本当の意味にたどり着けていない気がしました。

「ありがとう」は有り難いことをしてくれた相手への感謝の気持ち

モヤモヤとしていたら、考えることのヒントになった記事があったのでご紹介します。

むかしむかし、「枕草子」の中では、「有り難きもの」という言葉が「この世にあることが難しいもの」=「過ごしにくいこと」として使われていたそうです。

しかし、その後、仏教の教えで「生きていることは当然のように思うかもしれないけれど、自分の力じゃないたくさんの偶然が繋がって自分が存在している。

だから、ある(有るまたは、存在する)ことが難しい=ありがたい(有り難い)ことなのだ。」という意味で、「有り難い」という言葉が広まりました。

それが、今日では、一般的に感謝を表す言葉として「ありがとう」という言葉が定着したと言われています。 有り難う=あなたのおかげで、めったにないことが起きました(=今の私がいます)。

参考サイト:日本語教師 in メルボルン

あなたのおかげで、めったにないことが起きました(=今の私がいます)。

こまお

これだ!

考えてみると「ありがとう」のやり取りは、相手がいなければ(1人だけでは)成り立ちません。

人は1人では生きていけません。たくさんの人のおかげで生きています。たくさんの人が支えてくれています。

その支えてくれているナンバーワンの存在は両親

100年に一度海の底から出てきて、海面にヒョイっと頭を浮かべたのが目の見えない亀(盲亀)のあなた。その浮かんだ丸太の木の穴(浮木)はあなたのお母さんとお父さんです。

両親やその先祖は人間として生んで(有り難い状況を作って)くれた人

有ることが天文学的な数値レベルで難しい、人間として生を受けさせてくれた両親にはやはり「ありがとう」の感謝です。

さらにその両親を生んでくれたその両親、そのまた両親と続くご先祖さまにも感謝でしょう。

もう生んでくれただけで、両親と先祖は恩人と言ってもいいのかもしれません。

※ もちろんその後の関係や事情により、そのようには考えられない状況も有るかと思います。一元的な意見でもありますのでご容赦ください。

そんな有り難い家族や仕事仲間、周囲の人との出会い・やり取りはもはや奇跡

人間は生きているだけで「選ばれし有り難い人」。そんな選ばれし有り難い人が集まれば、それだけで奇跡になりますよね。出会いからして奇跡なんですから

人が愛し合うなんて、それはもう大変な奇跡の中の奇跡になるという話です。

こまお

もうこうなると感謝しかないのでは?

「ありがとう」は相手だけでなく自分やすべての人を幸せにする愛のことば

相手が自分に何かをしてくれた時に、お礼として感謝の気持ちをこめ「ありがとう」と伝えます。それはどの国でも同じでしょう。

でも日本の「ありがとう」は? 伝えているのは相手への感謝の気持ちだけでしょうか? 何か違う気が・・・

そこに違和感がありました!

こまお

相手に伝えるだけでなく、自分や両親、家族に向けて言ってもいじゃないですか?

有ることが難しい存在の自分が、さらに有り難い存在であるほかの人とのやり取りで、さらに有り難いことが行われていく奇跡のやり取り。

であるならば、「ありがとう」を言うのは相手だけではなくなります。それはさきほども出ていた両親や先祖、家族や周囲の人達を含みます。

ありがとうを言うべき相手
  • 相手:してくれたことに対しての感謝
  • 両親や先祖:生んでくれたことに対しての感謝
  • 家族や周囲のひと:支えてくれていることへの感謝

こまお

すべての人に感謝することになりますね

人として生きていること自体が幸せなことなんだと認識し、相手だけでなく、自分をとりまくすべての人に「有り難う(ありがとう)」と感謝を伝えるのが「ありがとう」の本当の意味なのだと思いました。

あなたが考えた「ありがとう」で「ありがとう」を伝えていこう

これは人それぞれの解釈があって良いことだと思います。 あなたのありがとうの意味はなんですか?

考えてみる価値が絶対あります。 考えたらあなたの感謝の言葉「ありがとう」を相手に伝えてみましょう。

ふだん言っていた「ありがとう」よりも、ぜったいに素敵な言葉になるはず。そしてその「ありがとう」は最高の幸せな波動になって相手や周りの人に伝わるはず。

そんな「ありがとう」をどんどん言っていきたい!そして幸せの波動をみんなに伝えていこう!と思いました。

(^O^)/

追記:言い足りなかったありがとうネタ

追記:言い足りなかったありがとうネタ

いろいろな気づきを与えてくれました。この記事を書いてみて本当に良かったです。蛇足ですが追記としてお楽しみください。

「ありがとう」は世界に誇れる本当に素晴らしい言葉

世界の「ありがとう」はほぼ「感謝」「恩恵」という意味を相手に向けて伝える言葉になります。

世界の「ありがとう」を集めてみました

一部の国だけになりますが、ある程度聞いたことがあるものばかりだと思います。

色々な国のありがとう
  • 英語:サンキュー(thank you)
  • 中国語:シェーシェー(谢谢。)
  • 韓国語:カムサハムニダ(감사합니다)
  • ドイツ語:ダンケ(Danke)
  • イタリア語:グラーチェ(Grazie)
  • フランス語:メルシー(merci)
  • スペイン語:グラーシアス(Gracias)
  • ポルトガル語:オブリガード(obrigado)

かなり日本ひいきしちゃいますが、感謝や恩恵のことを指す海外の言葉と比べると、日本の「ありがとう」ほど深い意味の感謝の言葉はない気がします。

「ありがたい」の語源もいっしょに学べて勉強になりました!

ふと、気がついたのですが、この半世紀近く生きている私。。。「ありがたい」の語源も同時に理解できました!

こまお

「ありがたい」の意味って、有ることが難しい「有り難い」だったんだ

まさに「ありがたい」です。まったく知りませんでしたからw

以上です!(^O^)/