ミッドライフ・クライシスという言葉をご存知ですか?
英語がわかる方は、そのカタカナの単語から想像ができると思います。
直訳すると『中年期の危機』という意味です。
わたしの職場では、意外と知らない人が多かったです。
日本では比較的新しい言葉ですが、外国では50年前にはその概念があったようです。
今回の記事では40〜50代の人が誰しも通ると言われてる「ミッドライフ・クライシス」の意味をお伝えしていきます。
- ミッドライフ・クライシスの意味
- ミッドライフ・クライシスの症状や行動
ミッドライフ・クライシスの意味を知って、快適な中年期を過ごしていきましょうw
ミッドライフ・クライシスの意味とはなにか?
ミッドライフ・クライシスとは言葉通りに考えると「ミッドライフ(Mid Life)クライシス(Crisis)」で、まさに「中年期の危機」と訳し、次のようにも言われています。
- ミドルエイジ・クライシス
- 第二の思春期
- 思秋期
たしかに若い人の思春期に対して、中高年の思秋期とは言い得て妙ですね。第二の思春期も微妙におもしろい。
ミッドライフ・クライシスは中高年の誰しもが通るけれど、その症状や状況は人それぞれ。なので「思春期」と言われるとイメージがしやすいです。
ミッドライフ・クライシスとはいったい何なのか?
中年期の危機と言われても、いまいち具体的でなくピンときません。ウィキペディアの記事がわかりやすく参考になります。
中年の危機とは、中年期特有の心理的危機、また中高年が陥る鬱病や不安障害のことをいう。ミッドライフ・クライシス(Midlife crisis)の訳語であり、ミドルエイジ・クライシス(Middle age crisisMid age crisis とも表記されるが、 英語圏ではMid age crisis “ミッドエイジクライシスのほうが一般的である。
中年期は働き盛り、熟年とも呼ばれ、1960年代までは人生の最盛期として認識されてきた。1970年代より発達心理学では、中年期を大多数の大人が経験する人生の一つの段階として研究が進められ、臨床心理学などを含めて「中年期危機」という用語が用いられるようになった。
中年の危機は30代後半から40代にかけての中年の入り口で体験される他、現役引退期にも訪れやすい。
参考サイト:ウィキペディア
ミッドライフ・クライシスとは、個人差はありますが、まさに中年期における鬱や不安障害です。そのことから起こる行動を指しています。
私自身のいまの状態・心持ちは未来に対する「不安」という言葉で言い当てられると思いました。
ミッドライフクライシスは不安から来る心の葛藤
あなたの若い頃、10代後半から20代前半の頃を思い出してみてください。そのころに思い悩んでいた葛藤はなかったでしょうか?
- 何のために生きているんだろう
- 将来はどんな仕事がしたいのか
- どんな人生を歩んでいきたいのか
と自問自答していた時期があったはずです。青年期における葛藤、アイデンティティの確立時期です。
中年期になると、青年期とは比べものにならないビックウェーブが、ミッドライフ・クライシスなんです。
人生の折返し時点で、もう一度くるなんて・・・
まとめ:ミッドライフ・クライシスを理解して乗り越えていこう
ミッドライフ・クライシスは若い時の思春期と同じく、中高年の誰しもが通る道です。
そのミッドライフ・クライシスにおちいってしまう原因は、みづからの将来の不安や人生の苦しみから生まれます。
あぁ今わたしはミッドライフ・クライシスになっているんだな・・・
と自分のことを認めてあげれば、あなたの気持ちはゆっくりと落ち着いてくるでしょう。
これは中年期の入口にたったあなたが、人生の後半戦へ向き合い、成長をするための第一歩です。
無理はしなくて良いです。あなたの人生はあなただけのもの。ゆっくりで良いんです。キツかったら休みましょう。
きっと、この体験・経験が、あなたを強く・素敵にしてくれます。
そうです!明けない夜は絶対にありません。
素晴らしい中年期を (^O^)/