思春期の子供、とくに女の子(娘)を持つ父親ってつらくないですか。。。なんでそんな態度や言い方をするんだ?という気持ちになることが、日常生活において多々あります。
母親の方がその35億倍はつらいわよ!
と、世界のお母さんから総ツッコミされそうですが(汗)今回はお父さん(父親)にフォーカスさせていただきますwたとえばこんなことありませんか?
- 挨拶をまったくしない
- 無視したり態度がひどい
- 話をしても言葉使いがひどい
- LINEや動画ばかり見ている
- 親の言うことを聞かない
- 小さい時の可愛さはどこへ
そんな世の中の思春期(中学生から高校性)の娘さんを持つ、お父さんの悩みを少しでもやわらげ、長期的な親子関係を明るくするために(自分のためでもある)この記事を書きました。
あぁ、苦しかったのは自分だけでは無かった!というのが実感できます。お父さんは必見!ぜひ参照ください。
お父さんが思春期の女の子と良好な関係を築く5つの法則
良い写真です。こんな風に娘を抱っこしていた時期があったっけ? ひょっとすると幻だったのかも・・・なんて忘却の彼方へ行っちゃっているほど、思春期の今の娘の印象が強いですw
この記事はインターネットのWebサイトから参考にしたものや、わたしの実体験を情報源にしています。まだまだ実行中のものではありますが随時、加筆・修正していきます。
法則1:思春期の女の子を理解する
父親としては男性だけに男の子の思春期ならわかるけど、女の子の思春期は・・・?という方は多いはず。
また頭ではわかってはいるけど、感情が先に出てしまうのでつい喧嘩になってしまったり。。。
まずは女の子の思春期を理解しないと、対策の立てようがありません。しっかりそこを理解してから、ほかの法則へ進みましょう。
思春期の女の子は大人への成長過程を歩み始めていることを理解すべし
思春期になると「どうしちゃったの?」というくらいに態度が変化してしまう愛する娘。
あんなに「お父さん」や「パパ」と慕ってくれていた、小さい頃の娘さんの良い思い出と比較されてしまい、涙が出るほど悲しくなるばかり。。。
でもそれって女性の成長過程においては仕方のない(合理的な)ことなんです!
思春期を迎え体が大人へと近づくに従って だんだんと異性の親を拒絶するようになります。 これは生物学的に見ると合理的です。
なぜなら、もし異性の親のことが大好きのまま大人になってしまったら、、、『近親相姦』のリスクがありますよね。
そんなリスクを避けるために人間にはあらかじめ 異性の親を拒絶するようなプログラムが組まれているというです。
だから、「娘が父親のことを拒絶する」のは 寂しいですがごくごく普通のことなんです。
引用サイト:現役東大生が気ままにつぶやいてみた
- お父さんを避ける
- お父さんを嫌がる
- お父さんを臭がる
- お父さんが超うざい
- お父さんへの返事が冷たい
- とにかくお父さんが嫌いなのがわかる
逆にこのような思春期を通らない女の子の話も聞きます。生物学的にはそちらの方が心配かもしれません(汗)
でも、いつからいつまでが思春期だよ~・・・なんて言ってくれるわけがないですから、気がつくと思春期でお父さん拒絶状態!という父親の「娘さん思春期ショック」に見舞われるわけです。
うぉ~そんな関係がいつまで続くんじゃ〜
たしかに!ずーっとなんてお父さんとしてみたら非常に切ないですよね。
思春期っていつまで続くの? 終わりはあるの?
思春期とはいえ終わりがあるのでは!?いつまでも続くわけないでしょ?と希望を持っているお父さんもいるはず。
思春期の年齢ですが、だいたい男の子だと小学校高学年頃(11歳)、女の子だと小学生中学年頃(10歳)と、男の子よりも女の子の方が若干早く始まる傾向にあります。
それでは思春期はいつ終わるのでしょうか。それはだいたい男女ともに18歳頃と言われています。こちらも決まった年齢はないのですが、だいたいの身長の伸び幅で、思春期の終了の目安にすることができます。
引用サイト:スクスクのっぽくん
これは個人差があるようです。高校3年生と言っていたり、社会人という意見もありました。
心身ともに成長した娘さんですから、あの小さい頃とはまったく違っていると思いますが(苦笑)
そう考えると、なおさら思春期の女の子との接し方を間違えたくありません。
大人になっても、お父さんが嫌いで会ってもいない!という人がまわりで数名ほどいます。そうならないために、次の法則へ進みましょう!
法則2:奥さんをさらに大事にする
奥さんは、娘さんのお母さんでもあり、女性でもあります。娘さんにとって母親は、父親と比較しても話しやすく、接しやすい同性の先輩なんです。
娘さんの母親(奥さん)を味方につければ父親の好感度アップ間違いなし
思春期や反抗期の時期とはいえ、父親より母親は信頼感があり、コミュニケーションもあります。
そんな中で母親と父親の関係が悪かったら、どうなると思いますか?
最悪な状況になることは、かんたんに想像ができます(汗)
だってお父さんはただでさえ嫌われているんですから、お母さんの敵だと認識されようものなら印象がさらに悪くなるのは目に見えています。
奥様に媚を売れというのではありませんが、夫婦円満なら母親から娘へ父親へのフォローがかならずあります。またお母さんがお父さんを褒める態度も効果的です。
逆に円満でないと、母親が父親のグチや不平・不満をもらすことも考えられます。
法則3:いかなる時でも清潔感をたもつ
これは意外と気にしない・もしくは理解していない父親が多いかもしれません。
昭和世代はとくに危険かもww・・・リスト化してみました。該当するのは即時対応したいです。
- 髪や身体に清潔感がなくだらしない
- ダサい服装や汚い格好をしている
- 風呂上がりに裸やパンツ一丁
- 加齢臭で服や布団、部屋がくさい
- 整髪料や喫煙などのニオイがきつい
- 食事中のゲップやクチャクチャ音
- どこでもかまわずおならをする
もっとも身近にいる異性の父親が、リストのようなことをしていたらどう思いますか?
多感な思春期の女の子の身になってみれば、かなり痛い存在になることは間違いないと断言できます。
外でも家の中でも、カッコいいお父さんでいて欲しい!と特にこの時期の女の子は思うのではないでしょうか。
父親の匂いに娘が人一倍敏感なのには遺伝子的な理由があった!
ここで匂いについての遺伝的なお話をもう一つ。
世の中の加齢臭に悩むお父さんには朗報!?ですw 自分は気がつかないのに、家族からは臭い!と言われがちなのが、お父さんの加齢臭。
娘から臭い!汚い!嫌い!と嫌悪感丸出しで言われるのには、遺伝子学的な理由があったんです。
とある外国(アメリカかイギリス)で行われた実験。男性がTシャツを着て生活・運動したりしたものを女性に嗅がせて、好ましい匂いか・そうでない匂いかを選り分けさせる実験をしたそうです。
実はこの対象となったTシャツを着た人はあらかじめ分類されていて、匂いを嗅ぐ方の女性の身内で父親や男兄弟、その他親族(血縁者)と、そうでない他人(非血縁者)とでわけられていたとのこと。
結果は非血縁者の着たTシャツは好ましいものに分類され、血縁者の着たTシャツは好ましくないものに分類されたのが多かったようです。
似たような遺伝子より多種多様な遺伝子を交じり合わせたほうが、子孫の繁栄(サバイバル)上有効であるといのは生物学的見地からも合理的である。
従って女性が父親を始めとする身内の男性の匂いに否定的な反応をするのは当然という結果なのです。
匂いというのは原始的な生理機能だから自分にとって有害か無害かを判定する上で、もっとも本能的でかつ根源的な判断基準なのでしょう。
女の子が思春期を迎え、子を産む肉体的条件が整うとその本能にスイッチが入り、遺伝子の近い男性(父親)を遠ざけ、遺伝子に遠い男性を求め出すということです。
参考サイト:教育研究所ARCS
遺伝子的に嫌われるプログラムを、DNAレベルで埋め込まれているから運命にはあらがえない(泣)
法則4:父親として一歩ひいた立場で常にいること
法則2でお伝えしたとおり、父親は悲しいかな、嫌われる宿命です。お母さんが家庭での太陽であるならば、お父さんは月でいましょう。
月は上等過ぎると言われそうですが(汗)夜に月の光で娘や家族の顔を照らしましょう。まさに縁の下の力持ち的な存在。影で動く忍者ですねw
このご時世だとかなり難しいですが、お父さんは家族の生活に困らないお金を稼いでくる。奥さん(お母さん)や娘(子供)が笑顔で過ごせる。
それだけで幸せだと思えれば、この時期の父親としてはベストな立ち位置だと考えます。
思春期の娘の態度にいちいち反応せず寛容的でいよう
娘さんの態度は父親からしてみれば、たしかにひどいものかもしれません。
でもいちいちその態度に反応していたら、お父さん自身がまいってしまい、いつか爆発してしまいます。
わたしも話をしていて感情的になってしまうケースが多々ありました。そういう時の話し合いは、お互いに最悪で険悪なものにしかなりません。
雰囲気や態度・返答が嫌な感じだったら、その場を逃げましょう。どうしても一言いいたいという気持ちはグッと我慢です。
それでいいじゃないですか。それでは納得ができないという方は
父親としてのプライドが邪魔をしているのかもしれません。
そんな父親のプライドや威厳などというものは家族の前では無いものに等しいです。
そのプライドには少しの価値もありません(経験者は語る的な)それよりも家族の絆、みなの心の状態が安定し満たされていることの方が大切です。
自分の思うようにならないからと、娘の態度を改めさせようとするのも無益な行為です。自分だけでなく娘さんも傷つきお互いに深いダメージを負います。
態度がひどくて気に入らなくても、自分の子供です。思春期という大人への大事な成長過程で、関係をさらに悪化させるのがあなたのゴールではないはず。
父親というものは、思春期の娘にとってはもっとも身近なキモい1人の異性に過ぎません。
娘と一緒の空気を吸えるだけでも幸せと思うぐらいが、父親のスタンスとしてはちょうど良いのかもしれません(苦笑)
不自然な態度は逆に嫌われるだけなのでマジで注意すべし
不自然にこびた態度や会話も思春期の娘さんからすれば絶対的にそして生理的にNGのようです。
たとえばこのような事を日常でしていませんか?
- 娘さんの好きな趣味の話をしてくる
- 見ているテレビの内容を質問してくる
- 関係ないのに無理をして話を合わせてくる
しいていうなら、お父さんは空気になる。放っておいて、構わないのがベストでしょう。そこはお母さんである母親との連携プレーかもしれませんね。構うのはお母さん、お父さんは黙って微笑むw
むずかしいのは放っておく・構わないのと無関心は違います。関心は示しつつも、つかず離れずというスタンス。
それってかなり難易度高くね?
たしかに難易度は高いです。でもやるしかありません。だってお父さんですから。それが出来なくては立派な父親にはなれません!もしかしたら次はお祖父ちゃんになる可能性だってあるんですからw
それでも相談やお願いごとは、ここぞとばかりに親身になるべし
これだけ避けられている、嫌われているお父さんですが、娘さんだって鬼ではありませんw
月か年に何度かは、お父さんを頼る時が絶対にでてきます。
- 車での送り迎え
- 欲しい物や買い物がある時
- 進路などの情報収集
- パソコンの操作など
- 虫やゴキブリが出た時
- 何か怖いものがあった時
ここは父親と娘の、、、いや父親にとってのプライムタイム(Amazonか!)です。これを逃してしまうと、次にこんな機会がいつくるかわかりません。
そして娘さんも現金なもので、その甘いプライムタイムは短いものです。
長くてもそのプライムタイムの期間中だけだったり、短いとお願いされた時だけのプライムタイムもあったりします(経験者は語る)
ここで肝心なのは絶対に調子に乗らないこと!
調子に乗った父親は本当に馬鹿なので、そのプライムタイム前後にしゃべりすぎたり、余計なコミュニケーションをしがちです。
思春期でも人として駄目なことは駄目と言おう
思春期の娘に気を使うことは多々ありますが、だからと言って甘やかしたり好きなことをさせるという意味ではありません。
人として駄目なことをやったらきちんと駄目と伝えることは親のつとめでもあります。
思春期の子供の叱り方
ちょっと番外編ではありますが、引用させていただきます。
叱り方ひとつとっても、気をつけたい行動です。
下記の10選のうち1つでも該当するような叱り方はぜったいにNGです。
思春期の子どもを叱るときに絶対NGな叱り方10選!
- 感情的に叱ってはいけない
- ネチネチといつまでも叱ってはいけない
- 他の人と比較して叱ってはいけない
- 暴力をふるってはいけない
- 過去のことを引っ張り出して叱ってはいけない
- 一方的に叱ってはいけない
- 子どもの人格を否定して叱ってはいけない
- 八つ当たりして叱ってはいけない
- 意見をコロコロ変えてはいけない
- 両親が一緒になって叱ってはいけない
参考サイト:元教師が教える思春期の子どもへの接し方のコツ
耳が痛い部分があります(反省)あなたは大丈夫でしょうか。
知らず知らずのうちにこのような叱り方になっている人は本当に注意しましょう。
お父さんだけがつらいのではないことを徹底的に自覚すべし
さきほどから「お父さんはつらみ」とか「お父さんはつらいですよね」とお父さんの声をお伝えしてきました。
でもよくよく考えるとそれって、自分のことしか考えていない思考なんです。
ここまでのお父さんの反応や結果を見ると嫌な思考過程ではありませんか?
娘さんがそこまで本当に悪いのですか? お父さんの「心の矢印」は娘さんに向いていますか?
心の矢印が自分にしか向いていないから、「お父さんはつらみ」とか「お父さんは可愛そう」という、自分・自分・自分と、自分のことしか出てこないのではないでしょうか。
心の矢印は自分に向かいがちです。相手に心の矢印を向けることができれば、自分のつらさや可愛そうな感情は消えて心がスッと軽くなるでしょう。
自分のことしか考えないと、最終的に悪いのはすべて相手になってしまいます。その相手とは本来は大好きで愛しているはずの娘さんです。このままではお父さんの目的やゴールが本末転倒になります。
思春期でツライのは娘さんも同じです。お父さん自身が被害者にならない、被害者意識を持たないことが肝心です。
法則5:一人前の女性としてあつかう
あなたにしてみたら思春期の娘はまだまだ小さい女の子かもしれません。だからと言って思春期の女の子を子供あつかいしては絶対にNGです。
思春期の女の子はすでに大人の女性としてあつかうべき
嫌われても、関係が一生悪くなっても大丈夫!という人はご自由にどうぞ。良好な関係を築きたいというのであれば、大人の女性として接してください。
スキンシップは絶対にNGと心得る
働いている会社の女性にスキンシップ・ボディタッチをしようものなら、セクハラで訴えられるのはわかりますよね。
思春期の女の子だって同じです。父親に昔のように頭をなでられたり、身体の一部を触られるだけでも嫌なようです。
身体や生理など性的なことはタブーと心得る
体重や身長から胸の大きさ、生理が来たとか重いとか、娘の成長度合いは男親からしてみたらスッゴク気になる部分ではありますが、
そこは我慢です・・・絶対に開けてはいけないパンドラの箱ですから
パンドラの箱という言葉の使い方が違ってない?というのはさておき
裏で奥さん(母親)から聞けばいいだけです。ただそんなことがバレた日には恐ろしい結末が待っていると思ってください。
赤ちゃんの頃から知っている娘を大人あつかいするというのも、なかなか難しいものがありますけど。。。
やるっきゃない!と腹をくくっていきましょうw
まとめ:がんばろう世界のお父さん、お母さん、そして子供たち
思春期が来なければ良かったのにとも思ってしまいますが、人は成長し、いつの日か親から巣離れしなければなりません。
いまはお互いが苦しくても、明るい未来がやってくると信じて、特にお父さんは5つの法則を心して良好な関係を未来に渡り築いていきましょう。
いまここに世界のお父さん、お母さん、子どもたちにエールを贈りますw
フレーフレーお父さん、フレーフレーお母さん、最後に頑張れ子どもたち〜
以上、未来を信じるこまおから、みなさまに愛を込めて記事を書きました〜 (^O^)/